世界を変えたい、技術を実用化したいと考える人と共に活動します

ビジネスプランコンテストを入り口として、技術を愛し、構想に共感できるメンバーを固め、支援体制をつくります

  • テックプランターは、起業前の個人・ベンチャー企業を対象とした、リアルテック領域の事業シーズを発掘・育成する取り組み
  • 固定期間を設けず、通年で支援を提供します。日本国内では10回程度のビジネスプランコンテストを実施し、応募を受け付ける窓口としています。
  • ベンチャー1社1社にリバネスのコミュニケータが担当につき、実用化目線の研究開発のコラボ、投資の機会や、事業会社とのパートナーシップをサポートします

テックプランター紹介(40秒)

TECH PLAN DEMO DAY

選抜されたメンバーによるプレゼンテーション、パートナー企業エグゼクティブ層による審査、企業賞の受賞、最優秀賞には上限500万円の事業投資を受ける権利を付与し、ベンチャー・大企業・町工場ほかベンチャーエコシステム関係者が濃くネットワーキングできる「テックプランデモデー」を開催しています。

起業前の個人からでも応募可能(大学在籍していてOK、兼業希望も可)

対象となる技術領域は、ものづくりの要素が介在し、かつ、世の中を課題解決の原動力となるような領域。ものづくり、アグリ、バイオ、海洋等を筆頭としています

より詳細な対象技術領域についてテックプランター運営チームで話し合った結果をリストとして公開します(予定)

自分の技術は、テックプランターの募集対象となっているか?

これは下記のような判定基準を参考にディスカッションさせてください

  • リバネス内に共感できそうなコミュニケータがいるか?
  • 流行に左右されていないか?
  • 学問分野として必ずしも盛り上がっているわけではない、枯れた分野か?
  • 新しすぎて、やっている人が少ないか?増えているのか?
  • お金になると思われていない、従来はお金がかかりすぎた等
  • 子どものころから追求したかったテーマだ

自分のアイデアに意見をもらいたい

審査基準は4つ

新規性

実現可能性

世界を変えそうか

パッション

この4つが選ばれた理由。事業を開始する前にこそ、よくよく表現できたほうがいい要素を中心にみることで、よくあるビジコンが掲げる「事業化がどれだけ進んでいるか」「目に見える市場がどれだけあるか」ではなく「これから一緒にできそうなことがあるか、すごいことになるか」を育てる方向でコンテストを運営しています

事業化に向けて踏み出す助言がほしい

なぜテックプランターを始めたのか?理由は、ものづくり系を対象とした起業支援環境が乏しかったかったから

テックプランターを開始する2013年から先立つこと5年前、リバネスでは、2008年から、大学院生や高校生をシリコンバレーに連れいてく海外研修プログラムを実施してきました。日系企業のアメリカ法人や、ヤフー、Intelといった大手現地法人、そして当時未上場であったFacebookやEvernoteなどのベンチャー、スタンフォード大学やUCバークレーといった現地の大学を訪問し、人的ネットワークがどのように機能しているか知りました。その中でPlug and Play Tech Centerというインキュベーション施設の仕組みを知る機会がありました。そこで、シリコンバレーでもIT以外の大学発等の技術シーズを対象としたベンチャー支援の仕組みには未成熟な部分が多いと気づきました。そこで、IT系で成立しているような起業家が起業家を支援するサイクルを、ものづくりやバイオ、農業の分野で立ち上げられないか、と考えました。

組織の壁を超え、百面相的に活動するプレーヤーが必要ではないか

ベンチャーが生まれ、成長するためには、大学や技術連携窓口のほか、大企業やベンチャーキャピタル、金融機関など重要なプレーヤーが外にいるだけでなく、地方自治体や中央省庁も我が国のイノベーション活性化のために頭を使っています。こういった動きを見渡し、ベンチャーファーストな行動と理論をつくることができれば事業として成立するだろう、と考えました。

ベンチャー活性化と同時に、町工場の新規事業を生み出すことができないか

日本には優れた製造業を支えた町工場がいる、とされてきましたが、リバネスでは、2013年に東京都墨田区の区内製造業の成長可能性を調べる目的で「産業基礎力再生基礎調査」の調査業務を受託し、企業台帳に掲載された3,551社の全数調査を実施しました。この過程を通じ、町工場が新規事業の創出に向かわない理由として「新規事業という発想がない」(51.2%)、「アイデア不足」(15.5%)という問題意識を把握することができました。新しいことをやりたいベンチャー企業に、経験豊かな町工場をぶつけることで、互いにないものを補い合うことができるのでは、と考えました。

ユーグレナの成功則は、再現可能なものなのか

テックプランターを全社での事業として取り組む前から、リバネスの代表取締役の丸幸弘はベンチャー企業への相談を私的に行ってきました。特に、丸が技術顧問を務めるユーグレナ社が2012年12月にマザーズ上場、2014年12月に東証一部への変更を経験しました。これに至る過程でユーグレナは度々経営上困難な状況を迎え、それを乗り越えてきた経験を持っています。この課題意識を次の世代のベンチャーに伝えるべきでは、という課題意識が生まれたのと、それを知りたいとリバネスの他のメンバー(篠澤、長谷川、齋藤、武田)が思い事業化したいという背景があり、リバネスの新規事業として始まりました。

第1回TPGキックオフ趣旨説明

上記のような成立背景を持っていることから、テックプランターを通じて達成したいことは次の3点としました

数値目標の捉え方を変える

会社設立数やIPO件数を目標にするのではなく、1つでも多くの科学技術が社会実装されるようにする

持続可能性

流行の技術キーワードにあてはまるベンチャーを探すのではなく、起業家が生まれ続ける仕組みになっているか、にコミットする。成功したテックプランター出身起業家が、次の起業家を支援するサイクルをつくる

対立関係をやめる

ベンチャー企業は大企業を脅かす存在、あるいは大企業はベンチャーをいじめるとさえ言われてきましたが、敵対関係ではなく共存関係となって、一緒に世界を変えるビジネスを起こすことを目指します

主催者の意図をもっと詳しく聞きたい

1チーム1チームを担当するサイエンスブリッジコミュニケータとは?

  • 多様な専門性を持った人の集まり
  • 「科学技術をわかりやすく伝える」ことで、これまで取り付けられなかったような支援や協力を引き出すことのプロフェッショナル

リバネスのコミュニケータに話を聞いてほしい

ビジネスプランコンテストへ参加し、選考プロセスを進むことで次のようなメリットがあります

  • 賞金30万円と事業投資500万円の権利
  • 申請の作り込みからプレゼン作成まで一貫して支援(書類提出しっぱなしビジコンのアンチテーゼ)
  • 大企業エグゼクティブ・事業開発部門等への露出と面談機会の提供。提携するスキームについての助言

第5回ディープテックGP

第4回バイオテックGP

第4回アグリテックGP

第1回マリンテックGP

コンテストへの参加を検討する

コンテスト後に続く継続支援は、ベンチャーの環境に応じてフレキシブルに協同するための内容となっています

代表的なコンテスト後のディスカッション例

  • 研究開発の進みに応じてフレキシブルに変化する事業構想の修正の議論
  • 投資を受ける際のタイミングとフォーメーションについての議論(タイミングの見極めと適時のツテの紹介)
  • ベンチャー、リバネス、(大企業等)による事業開発

事業相談を開始する

重要な指標

  • 国内エントリー累計 430
  • 応募時点で「会社設立前」52%
  • 選考通過したファイナリスト 160 (一覧はこちら
  • 支援ベンチャー 103社(2018年4月時点 一覧はこちら
  • リアルテックベンチャーオブザイヤー 計28社(一覧はこちら

株式会社チャレナジーは、「風力発電にイノベーションを起こし、全人類に安心安全な電気を供給する」をビジョンに掲げ、2014年1月に第1回テックプラングランプリ(現 ディープテックグランプリ)にて最優秀賞を受賞し、2014年10月に創業。その後、2015年12月に500万円の事業投資を受ける権利を行使。2016年11月にリアルテックファンドから資金調達を実施しました。垂直軸型マグナス風力発電機をコアテクノロジーに持ち、現在は、10kW機の開発に取り組んでいます。

株式会社メタジェンは、「便から始まる健康社会 」をビジョンに掲げ、2015年1月に第1回バイオサイエンスグランプリにて最優秀賞を受賞、2015年3月に会社設立しました。2017年2月に500万円の事業投資を受ける権利を行使。現在は、メタボロゲノミクス解析技術をコアテクノロジーに持ち、現在は、腸内環境をデザインすることに取り組んでいます。

KAKAXI Inc. は、「 一次産業を情報産業と融合し、持続可能な産業とする」をビジョンに掲げ、2014年12月に創業。創業前の2014年11月には、アグリプレナーグランプリ のファイナリストに選出されました。2015年に、エンジェル投資家、リバネスアメリカ子会社等から資金調達を実施。現在は、独自のセンサリングデバイスをコアテクノロジーに、食べ物をモノとして消費するだけではなく、その生産過程にある情報を付加することで価値を向上させ るというコンセプトの農地モニタリングデバイスの開発と販売に取り組んでいます。

このエコシステムに参加する

2017総集編

キックオフ パートナー企業の声

第4回バイオテックGP

第4回アグリテックGP

第1回マリンテックGP

第5回ディープテックGP

リアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤー2018

【伝説】第1回TPGキックオフ趣旨説明