AGRI TECH

アグリテックグランプリ2021

社会の課題解決に立ち向かう
食、農、環境、水資源、バイオマス等の
アグリテック領域の起業家・研究者の技術と想いを共に社会実装します
ABOUT
趣旨
大学や研究機関、企業の研究所では科学技術の「種」が生まれていますが、実用化に向けて芽を出すまでに大変な努力を要します。リバネスならびにパートナー企業によって開催する「テックプランター」は、これを発掘し、ビジネスまで芽吹かせるプランターとしての役割を担うことを目的としたエコシステムです。「アグリテックグランプリ2021」は、リアルテック領域(食、農、環境、水資源、バイオマス等)の技術シーズと起業家の発掘育成を目的としたプログラムです。

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対象
  • リアルテック領域の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
  • 個人、チームどちらでの参加もOK。法人設立前もOK。
  • 既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。量産やPMF成立が近い方でもパートナー企業連携などを構想している方はOK。
募集テーマ
アジア50億人の食糧生産
募集期間
2021年3月1日(月)~2021年7月9日(金)
審査基準
リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
  1. 01新規性
  2. 02実現可能性
  3. 03世界を変えそうか
  4. 04パッション
表彰
最優秀賞:(賞金30万円+事業投資500万円を受ける権利)1件
企業賞:(賞金20万円)10件程度を予定
PARTNER
  • 株式会社クボタ
  • KOBASHI HOLDINGS株式会社
  • サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
  • 株式会社シグマクシス
  • 損害保険ジャパン株式会社
  • 株式会社フォーカスシステムズ
  • 三井化学株式会社
  • ヤマハ発動機株式会社
  • 株式会社ユーグレナ
ASSET
  1. ASSET01リバネスコミュニケーター
  2. ASSET02パートナー企業
  3. ASSET03プロフェッショナルサポーター
  4. ASSET04スーパーファクトリーグループ
SUPPORT
  1. SUPPORT01起業の目的やビジョンの整理
  2. SUPPORT02プレゼンのブラッシュアップ
  3. SUPPORT03事業会社連携機会の提供
  4. SUPPORT04研究開発・試作開発の支援
  5. SUPPORT05知識戦略・知財戦略の支援
  6. SUPPORT06ファイナンス
DEMO DAY
グランプリ名
アグリテックグランプリ2021
場所
センターオブガレージ(東京都墨田区横川1-16-3)
開催日時
2021年9月18日(土)13:00-19:00
募集期間
2021年3月1日(月)~2021年7月9日(金)
参加対象
クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、パートナー企業、プロフェッショナルサポーター、スーパーファクトリーグループ)
主催
株式会社リバネス
タイムライン
12:30~13:00
開場
13:00~13:30
主催者あいさつ
13:30~16:50
最終選考プレゼン(Presenter①~⑫)
16:50~17:50
審査時間
17:50~19:00
審査結果発表および表彰式
JUDGE
  • 髙橋 修一郎
    審査員長
    株式会社リバネス 代表取締役社長 COO
    髙橋 修一郎
    設立時からリバネスに参画し、教材開発事業やアグリ事業の立ち上げを行う。大学院修了後は東京大学教員として研究活動を続ける一方でリバネスの研究所を立ち上げ、研究開発事業の基盤を構築した。さらに独自の研究助成「リバネス研究費」のビジネスモデルを考案し、産業界・アカデミア・教育界を巻き込んだオープンイノベーション・プロジェクトを数多く仕掛ける。2010年より代表取締役に就任。
  • 辻村 克志
    株式会社クボタ イノベーションセンター ビジネスインキュベーション部 部長
    辻村 克志
    兵庫県出身。1993年シャープ株式会社入社。海外事業、事業企画、マーケティング等に従事。2013年株式会社クボタ入社。新規事業企画、事業管理部門を経て、2019年6月より新設されたイノベーションセンターにて食料・水・環境領域におけるオープンイノベーション活動に取り組む。2021年4月より現職。
  • 栗原 裕明
    KOBASHI ROBOTICS株式会社 ものづくり支援部 スペシャリスト
    栗原 裕明
    国内家電メーカー(掃除機、新規事業担当など)、海外電機メーカー(業務用エアコン)を経てドローンベンチャーにて勤務。ベンチャーで試作機を量産まで移行させた後に、2020年KOBASHIへ入社。キャリアの中心はメカ系のエンジニアで、企画~量産まで開発全般を経験。KOBASHI入社後は、複数のものづくりベンチャーを支援。
  • 中原 光一
    サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社研究推進部長
    中原 光一
    1988年九州大学大学院農学研究科発酵学専攻修士課程修了、同年サントリー株式会社入社。ポリフェノールの基盤研究や素材開発から、酒類製品や飲料製品の基盤となる技術開発や原料開発などの新規技術開発業務に主に従事。2019年4月より現職。農学博士。2004年化学工学会賞技術賞。東京農業大学客員教授。
  • 田中 宏隆
    株式会社シグマクシス 常務執行役員
    スマートキッチン・サミット・ジャパン 主催者
    一般社団法人 SPACE FOODSPHERE 理事
    田中 宏隆
    パナソニックを経て、マッキンゼーにてハイテク・通信業界を中心に8年間に渡り、成長戦略立案・実行、M&A、新事業開発、ベンチャー協業などに従事。17年、シグマクシスに参画。 同年、スマートキッチン・サミット・ジャパンを立ち上げ、以来食を起点とした事業共創エコシステムの形成を通じた新産業創出を目指す。米スマートキッチン・サミット(SKS)をはじめとした国内外での多数の講演、メディアを通じた情報発信にも積極的に取り組む。『フードテックの未来』(18年/日経BP総研)監修、『フードテック革命』(20年/日経BP)共著。
  • 茂澄 祐亮
    損害保険ジャパン株式会社 ビジネスデザイン戦略部 特命部長
    茂澄 祐亮
    1996年入社後、主に海外事業の立ち上げ・発展に従事。ロシア・インドネシア・ドイツ・シンガポールにて駐在経験あり。直近2年間はイスラエルに駐在し、最先端技術を持つスタートアップのスカウティング・ビジネスマッチングに従事した。2021年より現職。保険事業・介護事業・海外事業に次ぐ収益の柱となる新事業の立ち上げに取り組んでいる。
  • 森 啓一
    株式会社フォーカスシステムズ 代表取締役社長
    森 啓一
    1989年に慶応義塾大学商学部を卒業後、監査法人トーマツへ入社。税務会計事務所を経て、1998年株式会社フォーカスシステムズに入社。それまでの経験を活かし経理の面から会社を支え、2006年取締役、2009年常務に就任。常務取締役管理本部長兼経営企画室長を務め、2011年4月に当社代表取締役社長に就任。
  • 東 庸介
    三井化学アグロ株式会社 常務執行役員 マーケティング本部長
    東 庸介
    1991年三井石油化学工業(株)(現三井化学(株))入社。植物バイオの研究に携わった後、2005年より農薬事業に従事。2009年に三井化学アグロ(株)が発足以降、研究開発本部、コーポレート、海外営業本部を経て2020年より現職。農薬ビジネスに続く新規事業の探索と開発を担う。海外営業本部在籍4年間の内2年半はタイ駐在。
  • 大東 淳
    ヤマハ発動機株式会社 技術・研究本部 NV・技術戦略統括部 主査
    大東 淳
    三菱自動車工業株式会社・株式会社ニコン・Nikon Metrology UKにて新商品企画/開発、新規事業企画/開発、事業再建オペレーションに従事。2021年4月よりヤマハ発動機株式会社に入社。
  • 鈴木 健吾
    株式会社ユーグレナ 執行役員CTO
    鈴木 健吾
    1979年生まれ。2005年、東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程在学中にユーグレナを設立し、取締役就任。16年、博士(農学)学位取得。18年より現職。19年、博士(医学)学位取得。理化学研究所 微細藻類生産制御技術研究チーム チームリーダー、マレーシア工科大学 マレーシア日本国際工科院 客員教授、東北大学未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授(客員)を務める。著書に『ミドリムシ博士の超・起業思考』(日経BP)がある。
FINALIST
  • シグマクシス賞
    西田 宏平
    株式会社TOWING
    【代表】西田 宏平
    サーキュラーベジ生産拠点「宙農園」の展開

    サーキュラーベジ生産拠点「宙農園」の展開

    土壌機能を人工的に再現可能な高機能ソイルで、高効率かつ持続可能な農業を実現する。本ソイルは有機精密栽培、高い耐病性、生産作物の機能性向上が得られ、植物炭を利用することでカーボンマイナスをもたらす。
  • 三井化学賞
    古川原 琢
    JTFファーム株式会社
    【代表】古川原 琢
    小型除草ドローンで農家を草取りの苦労から解放する

    小型除草ドローンで農家を草取りの苦労から解放する

    無人自律走行可能な小型陸上型ドローンを活用して、畑作農業の中で負担の大きい草取り作業を効率化する。農家がロボットを上手く活用していくことで、持続的な農業を行うことのできる世界を実現する。
  • ヤマハ発動機賞
    中村 拓也
    株式会社NEXTAGE
    【代表】中村 拓也
    遠隔栽培管理技術を活用した植物工場でのわさび栽培

    遠隔栽培管理技術を活用した植物工場でのわさび栽培

    環境センサーと画像認識技術を活用した遠隔栽培管理と成長促進手法を用い、植物工場でのわさび栽培を事業化する。わさび栽培で開発したデジタル管理技術を他の植物栽培にも応用し、モバイル農業の実現を目指す。
  •  
    木暮 一也
    桐生電子開発合同会社
    【代表】木暮 一也
    非破壊植物生体センサーの開発

    非破壊植物生体センサーの開発

    近赤外光を使い非破壊、実時間で植物の生体状態の変位を検出するセンサーを開発。農業技術の勘や経験を数値化し、農業技術の明文化により継承問題を解決、新規就農者の参入障壁を下げる事で就農人口を改善する。
  • フォーカスシステムズ賞
    川村 洋一郎
    KAWAMURA &Co.,LTD.
    【代表】川村 洋一郎
    植物由来タンニンによる抗生物質フリー飼料の開発

    植物由来タンニンによる抗生物質フリー飼料の開発

    抗生物質は家畜飼料に常時添加され、耐性菌問題を引き起こしている。我々は皮革から食肉まで一貫した事業を営むなかで、抗生物質の代替として、植物由来のタンニンを原料とした飼料添加剤を開発した。
  • クボタ賞/損保ジャパン賞
    蔭山 健介
    FeelSensing
    【代表】蔭山 健介
    超音波AEセンシングによる植物等の活動モニタリング

    超音波AEセンシングによる植物等の活動モニタリング

    植物の茎内部の水の流れや微生物の呼吸により発生する音(AE)を捉え、水やりや温度調節など人の管理に対する生物の応答を読み取る。本技術を活用し、最適かつ省エネルギー、省力化した植物栽培や発酵の管理に貢献する。
  •  
    安間 孝介
    Mucola
    【代表】安間 孝介
    非破壊による茶葉の成分分析機器の開発

    非破壊による茶葉の成分分析機器の開発

    茶葉の摘採適期の見極めは難しく、勘と経験に依存する。繊維質や水分、アミノ酸等の分析項目を特定し、生産現場で使える安価なハンディタイプの機器を開発することでお茶産業の課題解決と農業全体への展開も目指す。
  • 最優秀賞/KOBASHI賞/ユーグレナ賞
    竹村 圭弘
    Pollen Factory
    【代表】竹村 圭弘
    「花粉ビジネス」という新たな産業の確立を目指して

    「花粉ビジネス」という新たな産業の確立を目指して

    果樹生産では多くの樹種で人工受粉が必要となるが、受粉用の花粉採取には多大な労力が掛かり、多くを輸入に頼っている。新たな樹形と大型採取機の開発により、国産花粉ビジネスという新たな産業の確立を目指す。
  •  
    佐藤 剛史
    ReSep
    【代表】佐藤 剛史
    環境調和型溶媒による未利用資源からの有用成分回収

    環境調和型溶媒による未利用資源からの有用成分回収

    環境調和型溶媒の高圧二酸化炭素や水を用いて、様々な天然物から有用成分を抽出する。同技術でイチゴ葉と花托、コーヒー生豆、おからからの有用成分回収を行っており、コケを用いた有用成分の大量生産も試みる。
  •  
    西村 友良
    TSBS: Total Soil Boundary Solution
    【代表】西村 友良
    土の診断技術のシーズ化への挑戦

    土の診断技術のシーズ化への挑戦

    独自開発した測定装置と測定技術を応用し、水分量・空気圧、形状、浸透性、湿度などを測定・診断・分類する。農業・建設分野等へのニーズに応える提案型土壌データベース構築に挑戦する。
  • サントリー賞
    浪越 毅
    高分子ラボ
    【代表】浪越 毅
    種子のポリマーコーティングによる農作業負担の軽減

    種子のポリマーコーティングによる農作業負担の軽減

    冬期の農閑期に播種を可能にする種子コーティングを開発中。本コーティングにより冬期は発芽せず、春にコーティングが剥がれ、従来の播種と同じ時期に発芽することで、農繁期の人手不足や作業者の負担軽減を目指す。
  • Real Tech Fund賞
    小山内 崇
    シアノロジー
    【代表】小山内 崇
    ラン藻による脱化石燃料技術開発

    ラン藻による脱化石燃料技術開発

    ラン藻を用いてコハク酸の生産を目指す。食品やバイオプラの原料であるコハク酸は、現在石油から生産されている。ラン藻を用いることで化石燃料に頼らないコハク酸の生産系を確立し、資源問題の解決を目指す。
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