2015年7月18日(土)に開催しました第2回アグリサイエンスグランプリキックオフイベントの模様をご紹介します。今回は大学研究機関からのエントリーが多く18チームがキックオフイベントに参加しました。会場には世界の食糧事情、農業事情に課題を持つ方々が来場し、熱いピッチが繰り広げられました。順を追ってご紹介していきたいと思います!
コンテスト趣旨説明:
第一回から関わるリバネス岡崎より、何度でも戦え、諦めたら終わるといった内容で講演しました。過去にTECH PLANTERに2度も挑戦し、第1回アグリプレナーグランプリの最優秀賞を受賞されたチームichigoを事例に、諦めないことの大切さ、それにたいしてTECH PLANTERは全力で応援し、一緒になって事業化を目指すと、そう締めくくり、キックオフイベントがスタートしました。
講演:
合同会社工農技術研究所
宇都宮大学農学部
准教授柏嵜勝様
柏嵜准教授は、TECHPLANTERに2回チャレンジしています。自身が取り組む研究テーマの事業化を目指し、「完熟イチゴを世界に」というコンセプトで臨んだ第1回テックプラングランプリは、惜しくも最終選考会で受賞を逃しました。しかし、この経験を活かして臨んだ第1回アグリプレナーグランプリでは、パッションと事業化の可能性が認められ、見事、最優秀賞を獲得しました。この受賞をきっかけに、宇都宮大学発ベンチャー企業、合同会社工農技術研究所を設立。また受賞を機にビジネスプランが固まったことから、その後、様々な資金調達に成功し、現在は完熟イチゴの世界展開に向けて流通の系の構築に取り組んでいます。柏嵜准教授には、研究を事業化する際の課題や問題点をどのように解決してきたのか、2回のTECHPLANTERでの経験を交えてご講演いただきました。
3分間ピッチ:
「現場の負担を軽減する一輪運搬車のEV化キット(E-cat Kit)」
チームFabmobi
建築や農業の人力作業を軽減する一輪車運搬車を開発中。
「屋上やベランダなど遊休スペースを使った水耕栽培システムの開発」
チーム電気通信大学
地方大規模植物工場に対して、導入が簡単で数十万円と低コストな装置を開発することで、様々な人に参入が可能な植物工場システムを開発中
「ハエがおこすゴミ分別イノベーション」
チームFly High
解決したい課題は、生ゴミ問題。雑多な生ごみを「ハエ」という均一な資源へ
Real-Techはビジコンうけしないかもしれないけど、世界を変える可能性を秘めているそんな事業化プランなんです。本気でやれる人、一緒にやりましょう!TECH PLANTERメンバーが伴走します!
書類を受け付けていますので(7月31日24:00まで)、どしどしエントリーください!