細胞培養による農業を推進するインテグリカルチャー株式会社代表取締役の羽生雄毅が、シンギュラリティ大学が主催するグローバル・インパクト・チャレンジ(GIC)で優勝しました。優勝賞品として、シンギュラリティ大学が毎年シリコンバレーにて夏場に開催する「グローバル・ソリューション・プログラム(通称「GSP」)」に日本人として初めて参加することが決定。インテグリカルチャーは今回の受賞を契機に、原材料コストの大半を成す培養液の低価格化と、細胞培養の大規模化技術開発をさらに加速し、細胞農業及び医療分野での事業拡大に努めるという。
■インテグリカルチャー株式会社概要
本社:東京都文京区
代表取締役:羽生雄毅
HP:https://www.integriculture.co
■グローバル・インパクト・チャレンジ受賞イベント概要
URL: http://www.sony.co.jp/SonyInfo/Jobs/singularityuJapanGIC/
日時: 2017年2月25日
登壇者: 北野宏明| ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長
石黒 浩| 大阪大学 特別教授
Pascal.Finette| Singularity University, VP Start up Solution
■シンギュラリティ大学とは
脳科学者で発明家のレイ・カーツワイル氏と、10億円を超える懸賞金で宇宙開発などを行うことで有名なXプライズ財団のCEOであるピーター・ディアマンティス氏が発起人となり設立された公益企業(ベネフィット・コーポレーション)です。シリコンバレーで突き抜けた未来志向の教育・研究プログラムの提供に加え、プログラムから派生するベンチャー企業をインキュベートする機能も有します。
URL: https://su.org/
■グローバルインパクトチャレンジとは
シンギュラリティ大学が主催するコンテスト。貧困や環境問題といったグローバルな社会課題に対するソリューションアイデアを募集します。2010年から開催され、これまでにアメリカ、南米、ヨーロッパ、アジア 全世界38か国で実施。Winnerには年1回シンギュラリティ大学で開催される、社会課題のソリューションをテーマとした約10週間の短期集中起業カリキュラムへの参加権が与えられます。