Demo Day
9月8日
趣旨と目的
大学や研究機関、企業の研究所では科学技術の「種」が生まれていますが、実用化に向けて芽を出すまでに大変な努力を要します。リバネスならびにパートナー企業によって開催する「テックプランター」は、これを発掘し、ビジネスまで芽吹かせるプランターとしての役割を担うことを目的としたプログラムです。「第6回ディープテックグランプリ」は、リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、エネルギー等)の技術シーズと起業家の発掘育成を目的としたビジネスプランコンテストです。
→アグリテックグランプリ
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2018年3月1日〜2018年7月13日
応募方法
ウェブサイト( https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
審査基準
リバネスおよびダイヤモンドパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1. 新規性 2. 実現可能性 3. 世界を変えそうか 4. パッション
表彰
最優秀賞
(賞金30万円+事業投資500万円を受ける権利)1件
企業賞
(賞金20万円)10件程度を予定
主催
株式会社リバネス
応募からの流れ
エントリー開始 3月1日(木)
ウェブサイト(https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。また、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを教える説明会を大学単位、個別に開催しています。お気軽にお問い合わせください。
キックオフ 大阪6月23日(土)、東京 7月1日(日)
リバネスおよびパートナー企業、エントリーチーム(エントリー先着順にて定員に達し次第〆切)が集まり、交流を行います。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は審査には関係しません。
1次選考:書類審査 7月13日(金)〜
リバネスおよびダイヤモンドパートナー企業によって構成される審査員により、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。また、プレゼンテーション審査に向けた個別面談(オンラインも可)を希望者に対して実施します。
ファイナリスト決定 8月上旬
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、ダイヤモンドパートナーとの事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
テックプランデモデー(最終選考会) 9月
リバネスおよびダイヤモンドパートナー企業のエグゼクティブが審査員つとめ、7分間のプレゼンテーションおよび質疑応答を行います。最終選考会はセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業のみが参加します。審査終了後、表彰式を行います。
ディープテックグランプリ 9月8日(土)
ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能などを主な対象としたファイナリスト12チームについてプレゼンテーション審査を実施します。
マッチング支援期間 10月〜
デモデー終了後も継続してベンチャーとリバネスの連絡窓口はオープンにしており、事業化に向けたディスカッションが可能です。法人化するところから、試作開発、資金調達、研究開発などの幅広い立ち上げ期の課題に対応しています。また、ベンチャーとパートナー企業の協業マッチングも盛んになり、事業開発の支援を行っています。
超異分野学会 リアルテックベンチャーオブザイヤー表彰式 3月
2014年以降テックプランターに参加したすべてのエントリーチームの中から、「これから成長しそうなスタートアップ企業」を選出し、表彰式を行います。表彰式にはパートナー企業や様々な分野の研究者、町工場、ベンチャー支援機関、自治体などが集まり、デモデーからの進捗を知らせるとともに、事業連携の機会を見つけることができます。
昨年の様子
グランプリ概要
グランプリ名 | 第6回ディープテックグランプリ |
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場 所 | 日本ユニシス本社 東京都江東区豊洲1-1-1 |
開催日時 | 2018年9月8日(土)13:00-19:00 (懇親会 19:10-20:30) |
参加対象 | クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、ライトニングトーク参加者、ダイヤモンドパートナー、経営支援パートナー、スポットパートナー、アカデミアの研究者、学生) |
スポットパートナー
当日のタイムライン
12:30〜13:00 開場
13:00〜13:30 主催者あいさつ
13:30〜14:30 最終選考プレゼン(Presenter①〜④)
14:30〜14:40 休憩
14:40〜15:40 最終選考プレゼン(Presenter⑤〜⑧)
15:40〜15:50 休憩
15:50〜16:50 最終選考プレゼン(Presenter⑨〜⑫)
16:50〜17:50 審査時間・ライトニングトーク
17:50〜19:00 審査結果発表および表彰式
19:10〜20:30 懇親会
審査員
大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。大学・地域に眠る経営資源や技術を組み合せて新事業のタネを生み出す「知識製造業」を営み、世界の知を集めるインフラ「知識プラットフォーム」を通じて、200以上のプロジェクトを進行させる。ユーグレナ技術顧問など、多数のベンチャー企業の立ち上げにも携わるイノベーター。
2005年NTTドコモ入社。入社後10年間、コンシューマ事業部門にて新サービス/機能の企画開発に従事。iコンシェル、しゃべってコンシェル、音声認識基盤、GPS機能等の戦略型案件のプロジェクトリーダーを担当。2015年NTTドコモベンチャーズ・シリコンバレー拠点出向。複数のシリコンバレースタートアップの発掘、本社協業に成功。2018年4月日本たばこ産業 経営企画部入社(現職)。
エクスプローリンググループマネージャー
1998年大阪市立大学大学院工学研究科前期博士課程修了。入社後、液晶TVや三菱電機を代表するオーロラビジョンに搭載される画像処理LSIの開発に従事。2015年より現職、ベンチャー企業とのオープンイノベーションを推進。コミュニケーターとして、ベンチャー企業とのマッチングによる既存事業の強化や企業内の知財を活用した新規事業開発に注力。
1988年日本ユニシス入社。長く金融業界において銀行勘定系や証券系、Agri系のインフラ・ミドル技術分野を担当。2012年より新規ビジネス開発・推進、データセンタービジネス等に取り組み、決済プラットフォームビジネスを経て2018年4月よりBizDevOps部門として新規ビジネスの拡大に取り組んでいる。
生産技術研究所長
1993年東京工業大学総合理工学研究課化学環境工学専攻博士後期課程修了、博士(工学)。1991年三井石油化学工業入社。配位重合触媒研究、ポリオレフィン&ABSプロセス開発の後、事業部企画、営業を経験し、R&D戦略室を経て、生産技術研究所長(現職)。
1995年 東京工業大学 精密機械システム専攻卒(工学修士)。 同年、川崎重工業株式会社へ入社し、技術開発本部にて新製品・新技術の研究開発に従事。2014年から約2年間 英国駐在。
1989年慶応義塾大学理工学部卒、大日本印刷入社。ミクロ製品事業部にてエレクトロニクス製品の検査装置の開発・導入に従事した後、2000年からカラーフィルター部門の工場設計・運営に従事し、2011年堺工場製造本部長就任、2014年ファインオプトロニクス事業部第2開発本部長、2016年同事業部第1製造本部長(フォトマスク)、2017年から研究開発センター長を経て2018年より現職。
技術研究所長
1982年竹中工務店入社。専門は建築構造、特に免震構造と制振構造の研究開発。1990年~1992年には、米国ニューヨーク州立大学とアクティブ制御に関する共同研究を実施。1993年~1995年には、カリフォルニア大学バークレー校に客員研究員として在籍。2004年~2008年には技術企画部門に在籍、技術研究所と全社の技術と研究の企画を推進。2015年~現在 技術研究所長。
ビジネスクリエーション室長
オープンイノベーション推進室長
オムロン一筋、30年。新卒で入社後、ソフトウェア技術者として券売機、ATM、温度調節器など数多くの商品の基本設計に従事。自ら起案した音声認識技術開発を手がけ、チームを一から立ち上げた。2001年からヨーロッパに9年間駐在。欧州では、事業企画、営業、業務提携、ジョイントベンチャーなど幅広い業務を経験。2010年に帰国後は、ファクトリーオートメーション分野で商品開発部長、技術本部で技術開発センター長を歴任。ビジネスと技術の2つのキャリアを活かして、2018年4月から現職。
1994年ヤンマーディーゼル株式会社(現ヤンマー株式会社)入社。中央研究所にてディーゼルエンジンをはじめとしたヤンマー商品の信頼性評価に関する基盤技術構築に従事。品質解析センター部長を経て、2016年より現職。京都大学博士(工学)。専門は、設計工学。特に構造最適化の基礎理論と応用。
海外事業・技術担当兼チーフヘルスオフィサー
1989年に名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程を修了、同年太陽化学株式会社に入社。取締役研究部長、国際部長等を経て、2003年に代表取締役副社長に就任。その後、複数の海外グループ会社の最高責任者を兼任。2014年よりロート製薬にて取締役副社長(海外事業、技術担当)兼日本初のCHO:チーフヘルスオフィサー(最高健康責任者)に就任し、ロート製薬の健康経営を引っ張り現在に至る。その他3冊の書籍、180以上の学術論文発表、130以上の特許出願をし、世界的にも評価されている。
大阪府出身。弁理士。技術経営博士。1998年光洋精工株式会社(現:株式会社ジェイテクト)入社。電動パワーステアリングの開発・設計を担当した後、ステアリングシステムの知財戦略を担当。2003年サントリー株式会社入社。知的財産部にて、生産設備/ペットボトル等の容器/ビールの知財戦略を担当。2015年より現職。基盤研究分野のオープンイノベーションを推進。
環境・エネルギープラントエンジニアリング部長
1984年、新日本製鐵株式会社に入社。エンジニアリング事業本部において化学・環境プラント設計等のEPCプロジェクト及び商品開発を担当。2006年から環境プラント営業部長、計画技術部長を担当し、2010年新日鉄住金エンジニアリング(株)執行役員事業開発部長、2014年よりドイツSteinmueller Babcock Environments開発担当役員を経て、2014年よりNSプラント設計へ転籍し現職に至る。
ファイナリスト
新規材料の開発プロセスを効率化するための手法として、マテリアルズ・インフォマティクスが着目されている。これは従来の実験科学を中心とする手法から、計算科学・AIを用いて効率化を目指す手法である。我々は関連ツールの整備と開発プロセスを管理するプラットフォームを構築する。
飛行中の重心を制御する「4D Gravity™」を搭載した次世代のドローン「Next」シリーズを展開する。従来のドローンに比べて燃費や最高速で優位である他、不可能と思われていた挙動が可能で、ドローンの活用の幅が大きく広げていく。
価値観の重要性を評価する際のユーザーの挙動や表情を測定することでユーザーの価値観ポートフォリオを定量的に評価するシステムを開発。このデータを人材や婚活事業領域における「価値観ベースのマッチング」に活用すると共に、価値観ポートフォリオ作成の過程ではカウンセリング効果も見込む。
学校では話し合い活動が、企業では社内外の会議が増え、会話の重要性が増している。しかし、その評価や振り返りが主観や印象に依存していたため、行動の改善は経験と勘に頼っていた。我々は、会話を自動で定量化し、量的データや心理尺度を活用して評価や振り返りを行えるプラットフォームを開発した。
東北大学の山中教授らが発見した“球の表面を無回折で伝搬する弾性表面波(SAW)”により、超高精度な超音波の音速測定が可能になった。この伝搬経路に種々の感応膜を設けることにより高感度なガスセンサとなる。最初の商品として高感度微量水分計FalconTraceの販売を開始している。
TESRAYは外観検査に特化したロボットと、AI技術を組み合わせた外観検査ソリューションである。これまで自動化できないとされてきた、OK・NGの判断が難しい微細な異常の検査を自動化し、生産現場における人手不足を解決する。
超高齢化・労働人口減少社会に対して「きつい・汚い・危険」業務を代替する無人化システムを提示したい。下水道のインフラ点検、災害時の初動調査、離島・山間部や僻地の物流などを対象に、当社では「自ら考えて飛ぶ」最先端の自律制御を中核にすえ、ドローンを活用したソリューションを提供していく。
フロン/CO2冷媒ヒートポンプが普及してるが冷媒の凝縮蒸発を利用するため90℃を超える需要には対応できず多くの市場を逃している。スターリングサイクルは凝縮蒸発がなく200℃超の高温も作ることが可能。殺菌・焼付等多くの産業分野で利用できる小型電動スターリングヒートポンプを開発する。
当社開発の“パリティミラー”は、置くだけで何もない空中に映像を浮かび上がらせる、魔法のような光学素子である。応用により“空中タッチディスプレイ”や、“実空間AR=現実拡張”も可能である。量産化を実現し、あらゆる場所に空中映像がある“SF映画の世界”を現実のものとしたい。
紛争地では、常に銃撃や爆発に巻き込まれる不安とともに生活している。SNSによる情報共有はリアルタイム性に欠け、十分とは言えない。そこで、スマートフォンのセンサと、独自の解析技術でユーザの行動を自動解析し、リアルタイムに危険地域を共有するシステムを開発。世界の安全格差の解消を目指す。
音で空間を分割/共有可能な空間シェアリングを提案する。我々が開発したフレキシブル超音波スピーカは、世界で初めて音の放射範囲の制御に成功した。本スピーカを有効活用し、音の聴こえる/聴こえないエリアをスポットライトのように構築することで、音による空間の分割/共有に挑戦する。
コンピュータ入力インターフェイスをほ乳類のような柔らか構造にし、その入力デバイスを極端に単純化した球体状にして、単に指関節の折れ曲がり情報だけでなく、親指の腹の柔らかい部分からの繊細な情報までもコンピュータAIに入力可能なデバイス及びコンセプトを提案し、実現する。