― 2020年 ―
Demo Day
9月12日
趣旨と目的
大学や研究機関、企業の研究所では科学技術の「種」が生まれていますが、実用化に向けて芽を出すまでに大変な努力を要します。リバネスならびにパートナー企業によって開催する「テックプランター」は、これを発掘し、ビジネスまで芽吹かせるプランターとしての役割を担うことを目的としたプログラムです。「第8回ディープテックグランプリ」は、リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、エネルギー等)の技術シーズと起業家の発掘育成を目的としたビジネスプランコンテストです。
→ディープテックグランプリ
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2020年3月1日(日)〜2020年7月10日(金)
応募方法
こちらからメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
審査基準
リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1. 新規性 2. 実現可能性 3. 世界を変えそうか 4. パッション
表彰
最優秀賞
(賞金30万円+事業投資500万円を受ける権利)1件
企業賞
(賞金20万円)10件程度を予定
主催
株式会社リバネス
応募からの流れ
エントリー開始 3月1日(日)
こちらからメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。また、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを教える説明会を大学単位、個別に開催しています。お気軽にお問い合わせください。
1次選考:書類審査 7月14日(火)〜
リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。また、プレゼンテーション審査に向けた個別面談(オンラインも可)を希望者に対して実施します。
キックオフ 東京 7月23日(木祝)
リバネスおよびパートナー企業、エントリーチームが集まり、交流を行います。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は審査には関係しません。
ファイナリスト決定 8月上旬
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
ディープテックグランプリ 9月12日(土)
書類審査を通過したファイナリスト12チームについてプレゼンテーション審査を実施します。
マッチング支援期間 10月〜
デモデー終了後も継続してベンチャーとリバネスの連絡窓口はオープンにしており、事業化に向けたディスカッションが可能です。法人化するところから、試作開発、資金調達、研究開発などの幅広い立ち上げ期の課題に対応しています。また、ベンチャーとパートナー企業の協業マッチングも盛んになり、事業開発の支援を行っています。
超異分野学会 リアルテックベンチャーオブザイヤー表彰式 3月
2014年以降テックプランターに参加したすべてのエントリーチームの中から、「これから成長しそうなスタートアップ企業」を選出し、表彰式を行います。表彰式にはパートナー企業や様々な分野の研究者、町工場、ベンチャー支援機関、自治体などが集まり、デモデーからの進捗を知らせるとともに、事業連携の機会を見つけることができます。
過去の様子
グランプリ概要
グランプリ名 | 第8回ディープテックグランプリ |
---|---|
場 所 | センター・オブ・ガレージ(〒130-0003 東京都墨田区横川1丁目16−3) |
開催日時 | 2020年9月12日(土)13:00-19:00 |
参加対象 | クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、パートナー企業、プロフェッショナルサポーター) |
スポットパートナー
当日のタイムライン
12:30~13:00 開場
13:00~13:30 主催者あいさつ
13:30~14:30 最終選考プレゼン(Presenter①~④)
14:30~14:40 休憩
14:40~15:40 最終選考プレゼン(Presenter⑤~⑧)
15:40~15:50 休憩
15:50~16:50 最終選考プレゼン(Presenter⑨~⑫)
16:50~17:50 審査時間
17:50~19:00 審査結果発表および表彰式
審査員
大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。大学・地域に眠る経営資源や技術を組み合せて新事業のタネを生み出す「知識製造業」を営み、世界の知を集めるインフラ「知識プラットフォーム」を通じて、200以上のプロジェクトを進行させる。ユーグレナ技術顧問など、多数のベンチャー企業の立ち上げにも携わるイノベーター。
オープンイノベーショングループ グループ長
兼オムロンベンチャーズ(株)代表取締役社長
オムロンのCVCの代表として、シリコンバレー、イスラエルなどでベンチャー投資を行うとともに、医療のイノベーションのエコシステムを発展させることを目指して、アカデミアなどでも様々な活動に従事。一橋大学経済学部卒、ペンシルベニア大学ウォートン校MBA、東京女子医科大学早稲田大学共同大学院共同先端生命医科学専攻修了博士(生命医科学)、スタンフォード大学バイオデザインプログラムファカルティフェロー。
部長代理
1992年中央大学商学部会計学科卒業、同年川崎重工業入社。FA・ロボット、大型構造物、再エネ、鉄道関連、二次電池、MC&E関連など、多様な新事業、新製品の立ち上げをコアメンバーとして実施。2020年5月より現職イノベーション部において、既存事業に対するシナジー、新事業両面の探索や社内イノベーション文化の定着をリードしている。
1982年岡山県生まれ。早稲田大学大学院経営管理研究科修了。2008年小橋工業株式会社入社。2016年同社代表取締役社長に就任。2017年KOBASHI HOLDINGS株式会社を設立、代表取締役社長に就任。1910年の創業以来、農業の機械化を推進し、農業分野の課題解決に尽力。長年培ってきた知識や技術を応用し、スタートアップ企業とイノベーションを共創し、地球規模の課題解決に取り組む。
2016年7月よりACSLに参画。以前はマッキンゼー・アンド・カンパニーの日本支社およびスウェーデン支社にて、日本と欧州企業の経営改革プロジェクトに従事。早稲田大学創造理工学研究科修士課程修了。
2003年住友商事株式会社へ入社、2013年直動運動案内(Linear Motion Guide-LMガイド)を世界で初めて製品化したTHK株式会社に入社。 2014年IMT事業部長、THKインテックス株式会社代表取締役社長を兼務した後、2016年産業機器統括本部長、取締役に就任(現職)。
先端技術開発本部長
83年京都大学情報工学修士課程修了、トヨタ自動車入社。以来一貫して技術系IT(CAx、PLM、CG、AR/VR、MBD等)の企画、構築に携わる。途中米国スタンフォード大学機械工学科に留学しMS取得。'08年エンジニアリングIT部長。'14年トヨタシステムズの前身会社に出向、現在専務取締役CTOとしてAIや画像処理関連プロジェクトをリード。特種情報処理技術者、第一級アマチュア無線技士。趣味は語学、水泳、ピアノ、電子工作など。兵庫県出身。
新事業創出部 部長
1987年に当時の日本ユニバックに入社。金融機関担当の営業職として、証券会社、保険会社、信託銀行、メガバンク、カード会社などを担当し、その後、自治体以外の公共市場(エネルギー、運輸、旅行、不動産、ヘルスケア等)の担当を経て、数年前よりIoT商材企画とアセットガーディアン(https://ag.unisys.co.jp/)という注力領域にて新規ビジネス開発を担当しており、社会課題の解決に取り組み中。なお、TechPlanterとスポンサー契約を最初に締結した責任者です。
研究開発本部長
1987年三井化学(当時の三井石油化学)入社後、機能材研究所にて透光性セラミクスデバイス開発,フォトリソ用エキシマレーザー開発,大出力YAGレーザー開発に従事。その後事業系に移り、合繊原料事業、ペット樹脂事業を経て2008年央より約5年半の間、インド・ニューデリーに駐在、インド現地法人の立上げとインド内事業拡大の基盤を構築。インドより帰国後、ポリウレタン材料事業において韓国・SKC社とのJVを担当。2020年4月より現職。
グループマネージャー
1998年三菱電機株式会社入社。入社後、液晶TVや三菱電機を代表するオーロラビジョンに搭載される画像処理LSIの開発に従事。2015年より現職、スタートアップとのオープンイノベーションを推進。コミュニケーターとして、ベンチャー企業とのマッチングによる既存事業の強化や企業内の知財を活用した事業機会の創出に注力。
ファイナリスト
物流倉庫では人手不足によるロボット導入が切望されているが80%以上の倉庫で部分導入すら進んでいない。弊社は自律走行と軌道走行を切替え、現場の作業工程を変えずに省人化可能な搬送ロボットを開発する。
工場で発生する複数種類の漏洩ガスを、中赤外分光イメージング装置によって2次元の画像情報にし、日常的な危険度判定に繋げる。成分分析の世界を可視化する「人類の新たな目」を創ることで世界の課題を解決する。
- 日本ユニシス賞
空間の三次元的地図構築や自己位置把握をリアルタイムで行えるAI技術を開発する。業界初の360度カメラ等、多様なセンサに対応し、空間データを活用したARやロボット、ドローンによる社会課題解決を進める。
- ACSL賞
ゾルゲル複合体圧電デバイスにより耐熱・フレキシブル・薄型超音波センサーを開発、高温・高所・狭所といったアクセス困難部の状態可視化とリアルタイムモニタリングを実現し、工場の安全性・生産性向上に寄与する。
- トヨタシステムズ賞
把持対象を選ばない汎用ハンドと3Dセンシング技術を用いて、人にしかできなかった多くの作業を自動化する。だれでも簡単に使える産業用ロボットを世界に広げることで、現場の省人化・生産性向上を目指す。
- KOBASHI HOLDINGS賞
- 三菱電機賞
物流・MaaS・エネルギー等の分野で社会課題となっている最適化問題を解くためのイジング・量子計算機をを用いたアルゴリズムに関する研究開発と、それらを自動化するためのプラットフォームを構築する。
- オムロン賞
人間の皮膚のような高密度の3軸分布型触覚センサを実現。柔軟で薄く、配線も少ないため、各種ロボットなどの触覚インターフェイスとして活用可能。様々な産業界でのロボット活用の推進が期待できる。
壁一面の大画面で、離れた空間をつなぐコミュニケーションプラットフォーム。独自の通信プロトコルと音声・映像のソフトウェア制御で、目の前にいるかのような臨場感と等身大の映像で空間同士を接続する。
- THK賞
マテリアルリサイクルを前提とし、射出成形方式を用いることで1時間あたり15kgの樹脂吐出が可能な3Dプリントヘッドを開発。既存の工作機器に後付けでできるため、世界中の製造現場を容易にアップデートできる。
- 最優秀賞
製造業の検査・検品を自動 化する画像解析AIソフト ウェアを提供。産総研特許 に基づいた画像解析技術を 活用し、ほぼ100%の精度 での検査・検品を少量のデータと安価なPCで実現する。大手メーカー導入事例あり。
- カワるサキへ賞
「クレーズ複合制御法」で調製したした高分子交互微多孔フィルム表面に特異ぬれと異方性を付与した複合材料を開発することで、大気から水を凝縮・貯留し、特定方向に流す機能をもたらす動力不要な集水機が創製できる。
- 三井化学賞
自動運転車が『ショールーム』『レストラン』『病院』など様々なモビリティサービスを提供する。100年に一度の大改革を実現するために、従来の交流のコンセントから脱却した、新たなモビリティ専用の直流配電プラットフォームの構築を目指す。