※お申し込みの方はリバネスIDにご登録の上、福島テックプラングランプリ見学申し込み画面にてお申込みください。お申し込みが完了したら、メールが届きますので、ご確認ください。
第3回福島テックプラングランプリは2020年7月11日(土)に開催され、盛況のうちに終了しました。ご来場、ありがとうございました。
お知らせ
趣旨と目的
FUKUSHIMA TECH PLANTER(福島テックプランター)は、豊かな自然を有する福島県が持つ研究成果・技術力を産業に結びつるためのプラットフォームです。情熱をもって福島県から科学技術で世界を変えようとするチームを生み出し、県内外の有力企業等との連携により、ロールモデルとなるベンチャー企業を創出することを目的に「第3回福島テックグランプリ」を開催します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2020年3月23日(月)〜2020年5月22日(金)
応募方法
ウェブサイト(https://id.lne.st/pre_regist?s=tp)にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
審査基準
株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1. 新規性 2. 実現可能性 3. 世界を変えそうか 4. パッション
表彰
最優秀賞…1件
企業賞 …数件を予定
主催
2020年地域開発パートナー
協力
後援
所在地・面談場所
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル5階
株式会社リバネス 東京本社
TEL:03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
Mail:[email protected]
担当:人材開発事業部 岡崎、地域開発事業部 秋山
※面談は福島県内での直接訪問の他、オンライン(Skype、Hangout、whereby 等)でも行う予定です。
応募からの流れ
3月23日(月)エントリー開始
ウェブサイト( https://id.lne.st/pre_regist?s=tp )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。また、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを伝える説明会等を大学単位、個別に開催することも予定しています。お気軽にお問い合わせください。
3月27日(金)福島テックプランター研究者交流会
リバネスおよびパートナー企業、エントリーチームが集まり、課題感の共有・社会実装に向けた研究への想いをディスカッションする交流会を開催します。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は審査には関係しません。
5月1日(金)第3回福島テックプランターオンライン説明会
福島テックプランターについてのオンライン説明会を開催します。福島テックプランターを活用することで実現できることや過去の実績等の紹介の他、エントリーのポイントや書類作成のコツなどをお伝えします。また、研究費公募など外部資金獲得に関する情報等、研究者にとって有益な情報も紹介します。なお、当日の参加有無は審査には関係しません。
詳細・お申し込みはこちらから。
6月2日(火) 書類審査
5月18日までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。
6月5日(金)ファイナリスト決定
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
7月11日(土)第3回福島テックプラングランプリ 最終選考会
福島県内主要機関およびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。最終選考会はセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業に加えて、地元企業や大学の方々も参加します。審査終了後、表彰式を行います。
グランプリ概要
グランプリ名 | 第3回福島テックプラングランプリ |
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場 所 | ホテルハマツ(〒963-8578 福島県郡山市虎丸町3番18号) |
開催日時 | 2020年7月11日(土)13:00-18:00 (情報交換会 18:00-19:30) |
参加対象 | ファイナリスト、パートナー企業、アカデミアの研究者、大学生・大学院生、中高生など ※セミクローズド(事前登録制にて開催) ※ファイナリスト:9チーム(エントリーから選抜) |
当日のプログラム(予定)
12:30-13:00 開場
13:00-13:30 主催者あいさつ
13:30-13:45 基調講演
(第一部)
13:45-14:00 最終選考プレゼン①~③
14:25-14:30 休憩
(第二部)
14:30-15:10 最終選考プレゼン④~⑥
15:10-15:15 休憩
(第三部)
15:15-15:55 最終選考プレゼン⑦~⑨
15:55-17:00 審査タイム(65分間)/ライトニングトーク・ポスターセッション
17:00-18:00 表彰式/閉会式
18:00-19:30 懇親会
審査員
大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。大学・地域に眠る経営資源や技術を組み合せて新事業のタネを生み出す「知識製造業」を営み、世界の知を集めるインフラ「知識プラットフォーム」を通じて、200以上のプロジェクトを進行させる。ユーグレナ技術顧問など、多数のベンチャー企業の立ち上げにも携わるイノベーター。
15歳で、現在で言うスタートアップ企業に就職するため福島県飯舘村から上京、技術を磨く。1970年に一念発起して東京都八王子市に試作品専門メーカーとして菊池製作所を創業。モノづくり総合支援企業を標榜して、多様な加工技術で試作から量産まで対応する「一括一貫体制」を構築して大手メーカーとの取引を拡大。主力工場は福島県飯舘・南相馬・川内。一方、50の大学との産学連携を深め、現在は多数のスタートアップに出資、モノづくりを中心としながらも包括的な事業支援を行う「プラットフォーム構想」を推進している。
1989年呉羽化学工業株式会社(現株式会社クレハ)入社。製造部門、プロセス設計部を経て、1995年からプロセス開発研究所に異動。機能性樹脂の量産化プロセスの開発から海外生産拠点の立ち上げまでの一連の業務に従事。2012年プロセス設計部長。2017年4月より現職。
2016年7月よりACSLに参画。以前はマッキンゼー・アンド・カンパニーの日本支社およびスウェーデン支社にて、日本と欧州企業の経営改革プロジェクトに従事。早稲田大学創造理工学研究科修士課程修了。
University of London, Queen Mary College, MSc Management of Intellectual Property 修了。2001年より10年間、日立製作所にて知的財産業務に従事。その間、米国に出向し、米国グループ会社及び研究所の出願・権利化業務を始め、現地知財業務全般を担当。帰任後、日立グループの知財/ 標準化戦略に従事。2011年、株式会社DeNAにて知財組織の立ち上げ、知財戦略の策定・実行を担う。2014年、米系企業にてライセンス事業に従事。2018年、iPLAB Startups を共同創業。特許業務法人iPLAB Startupsパートナー。
新事業・地域活性化部門 部長
品川まちづくり部門 部長
商業施設の開発、リニューアル、マーケティング及び商業コンサルティング業務を担当。㈱アトレ取締役マーケティング開発部長として、駅ビルの大規模リニューアルや新規開発等、同常務取締役成長政略室長としてアトレ台湾を始めとする海外展開も行う。2017年現職。事業創造本部において、新規事業海外展開や地域活性化、高輪ゲートウェイ駅周辺のまちづくりや新たなくらしづくりを担当。
民間企業での無人航空機開発に長く携わり、国内最初の無人航空機の工業会である(一社)日本産業用無人航空機工業会(JUAV)の立ち上げに尽力。この間に政官産学との調整や規制当局との折衝に従事し、無人航空機業界に広く人脈を持つ。
堺市出身。2007 年学術振興会特別研究員(DC2)。2008 年大阪大学大学院基礎工学研究科修了。博士(工学)。同年米テキサス A&M 大学訪問研究員。2009 年堺化学工業入社。堺、小名浜の両研究所にて、蛍光体、消臭材料、化粧品原料などの無機材料を開発。特許出願、量産化、顧客への製品紹介を部署横断的に行う。2019 年より現職。ベンチャー企業や大学が保有する社外技術との融合による「新製品の創出」に注力。
総合商社で長年にわたりIT、小売、金融関連の事業開発、事業経営を経験後、C&R社のAIスタートアップ会社社長を経て、現在に到る。現職では、地域創生やスタートアップ支援、医療介護連携、新分野の人材事業等、多岐に亘る事業開発を推進中。
リアルテックファンドでエレクトロニクス・新素材・ヘルスケア/医療機器を主な担当領域として経営・事業化の支援を行う他、ファンド運営全般を担当。投資育成先としては、次世代有機EL材料の開発を行うKyulux、半導体レーザデバイスと網膜走査型レーザアイウェアを開発するQDレーザ、光渦マイクロニードル等の開発を行うシンクランド、革新的ケミカルセンシングの開発を行うボールウェーブなどを担当。
ファイナリスト
私達は一秒間に300回の速さで方位、加速度、回転の速度のデータを測定する精密なセンサー技術を持っている。この技術を搭載したセンサーでヒトの動作を情報として見える化し、高齢者や子供でも手軽にロボットを制御できるようにするなど、介護や教育現場に活用する。
電子のもつスピン(磁石)の特性を制御することで、半導体エレクトロニクスが直面する物理的限界を一気に解決し、さらに高性能なデバイスへと進化させたスピントロニクスデバイス、スピンMOSFETを開発し、その実用化を目指す。
「快風」は、入浴時の心電信号を自動的に計測し、不整脈やストレス等心身状態の異変を素早く検知し、健康状態の長期変動を見出す総合システム。突然死等の入浴事故を防ぎ、入浴条件を個人別に最適化することで良質で快適な生活を創出し、生涯健康管理を可能にする。
未利用バイオマス資源の有効活用による環型社会の構築をはかるため、独自に開発したMicroWave抽出技術により効率的にキチン・キトサンを抽出し、分子特性を活かした機能性膜・繊維、健康食品、化粧品、サプリメント等の開発を目指す。
黄砂発生地ゴビの草原退化の拡大が懸念されている。原因は過放牧とされてきたが、禁牧してもが回復しない草原が多く有効な対策がない。本提案では、家畜や牧草生産による土壌成分の流出が草原退化の主因である証拠を得たため、放牧を利用した物質循環改善による退化草原修復技術を実証・社会実装する。
限りある最終処分場を圧迫する建築廃材の再利用は課題である。そこで廃材の積極利用を目指し、環境水中の微生物によるカルサイト晶の析出を加速する塩ビ建材に着目し、コンクリート、モルタル等の表面亀裂の自己修復を促す「塗布タイプパッチ」を開発した。
新しいロボットの開発が加速する中、それらを操れる人材は今も限られている。ロボットの開発者によらず、ユーザーや目的に適した操作に関わる装置やソフトウエアを簡単に接続できるサーバクライアントシステムを構築し、誰もがロボットを自由自在に操れる世界を実現する。
介護現場にてプライバシーを守りながら高齢者を優しく見守るため、画像を取得せずに活動を推定する小型センサー装置を開発している。この装置を2つ天井に設置することで、個室利用者の起床・離床・入退出などの活動を正しく推定し、看護師の負担を著しく軽減することを目指す。
単眼カメラで撮影した動画を3D動画像化する。従来のLidarの特殊機器やDeep Learningを用いた複雑な方式ではなく、動的視差法という手法を用いて、人々がスマホなどを使って手軽に撮影した動画から3D画像、3D動画を作り、直感的なインターフェースを実現する。