お知らせ
趣旨と目的
HIROSHIMA TECH PLANTER(広島テックプランター)は、 広島で世界を変革する力をもったアントレプレナーを発掘・育成し、世界の課題の解決と地域における新たな産業創出を実現することを目指すプログラムです。広島で熱意を持って研究・開発に取り組む個人やチームが、その研究成果を自律的かつ継続的に社会実装していくための契機を獲得する場として、「第1回広島テックプラングランプリ」を開催します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方。
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人の設立前でもOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2020年10月1日〜2021年1月8日
応募方法
ウェブサイト( https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
審査基準
株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
表彰
最優秀賞…1件
企業賞 …数件を予定
主催
特別共催
地域開発パートナー
特別協力
協力
後援
所在地・面談場所
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル5階
株式会社リバネス 東京本社
TEL:03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
E-Mail:[email protected]
担当:中島、石澤
※面談は広島県内での直接訪問の他、オンライン(Zoom、Google Meet、Skype、whereby 等)でも行う予定です。
応募からの流れ
10月1日(木)エントリー開始
ウェブサイト( https://id.lne.st/pre_regist?s=tp )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。エントリーについてご質問等ある場合、個別にご相談の機会をもうけることも可能です。お気軽にお問い合わせください。
12月9日(水)16:00-18:00 広島テックプランター説明会 兼 NEDO TCP予選審査会
株式会社リバネスが、エントリーチーム(エントリー先着順にて定員に達し次第〆切)に向けて、説明会を行います。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。当日の参加有無や内容は審査には関係しません。なお、本説明会の中で希望者に対してはNEDO TCPの予選審査会も実施いたします(本説明会にはオンラインで実施いたします)。【詳細・申込先はこちら】
1月8日(金)エントリー締切
締切までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、希望者には応募内容に対するフィードバックを行います。
1月29日(金)ファイナリスト決定
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
2月20日(土)第1回広島テックプラングランプリ 最終選考会
広島県内主要機関およびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。最終選考会はセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業に加えて、地元企業や大学の方々も参加します。審査終了後、表彰式を行います。
グランプリ概要
グランプリ名 | 第1回広島テックプラングランプリ |
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場 所 | リーガロイヤルホテル広島 (〒730-0011 広島県広島市中区基町6−78) |
開催日時 | 2021年2月20日(土)13:00-18:00 (情報交換 18:00-18:30)(予定) |
参加対象 | ファイナリスト、パートナー企業、アカデミアの研究者、大学生・大学院生、中高生など ※セミクローズド(事前登録制にて開催) ※ファイナリスト:9チーム(エントリーから選抜) |
当日のタイムライン(予定)
12:30-13:00 開場
13:00-13:25 主催者挨拶・審査員紹介
13:25-13:45 先輩ベンチャーによる基調講演
13:45-14:30 最終選考プレゼン①〜③(発表7分:質疑7分)/1チーム
14:30-14:40 休憩
14:40-15:25 最終選考プレゼン④〜⑥(発表7分:質疑7分)/1チーム
15:25-15:35 休憩
15:35-16:20 最終選考プレゼン⑦〜⑨(発表7分:質疑7分)/1チーム
16:20-17:10 ライトニングトーク・ポスター交流会・(審査会)
17:10-18:00 表彰式・閉会式
18:00-18:30 情報交換会
審査員
設立時からリバネスに参画し、教材開発事業やアグリ事業の立ち上げを行う。大学院修了後は東京大学教員として研究活動を続ける一方でリバネスの研究所を立ち上げ、研究開発事業の基盤を構築した。さらに独自の研究助成「リバネス研究費」のビジネスモデルを考案し、産業界・アカデミア・教育界を巻き込んだオープンイノベーション・プロジェクトを数多く仕掛ける。2010年より代表取締役に就任。
1968年生まれ。1991年広島銀行入行。2013年より法人営業部事業支援室長、金融サービス室長、福岡支店長を歴任し、2020年4月法人営業部長に就任。現在に至る。地方の活性化を図るため、既存産業の成長支援から新産業創出まで積極的に手掛け、日々走り続けている。
現在、広島ベンチャーキャピタルにて地域のスタートアップや大学発ベンチャー投資に従事。2000年から一貫して地域の創業支援やベンチャー企業支援に携わり、その間、広島銀行本部での在籍期間においては広島県内大学との提携により、地域の産学官連携を推進してきた。昨年度は県内で初となる、大学発ベンチャーに限定した投資ファンドの組成するなど、大学シーズの事業化支援を積極的に行っている。
投資調査部でシニアアナリストとして活躍、テレビ、雑誌等のメディアへ出演多数。IPOコンサルタントを行うなど、資本市場での経験も豊富。メリルリンチで投信のマーケティングオフィサーを務めた後、東洋証券へ復帰。2009年CFA資格を取得、後に日本CFA協会の理事に就任。2017年に副会長、2019年には初の女性会長として選任され、昨年任期を満了。大学などでも講義を行う。 CIIA、CMA、MBA
株式会社ナガトは熱処理の分野で60年の歴史を刻む中で、より高い熱処理技術を目指して常に向上心をもって技術革新に取り組んできた。更なる金属部品の新たなる付加価値を創造することで、より高い顧客満足度を提供し続けるため日夜研究開発を積み重ねている。国内8工場と中国(無錫)、タイ(ラヨーン)に工場を有し、世界各地で製品とサービスを提供し続けていく。
入社後、主に民間企業のSIビジネスの営業として、また新規事業(デジタルビジネス)や地方創生事業などに従事。現在、中国地方を管轄し、地元感覚の自分ごとで産・学・官・金連携で地域社会の課題解決に取り組む。
株式会社マリモ入社後15年間、地方を中心としたマンション開発の用地仕入れおよび企画を担当し、その他再開発事業およびホテル開発などを担当。直近は社内にて不動産以外の新規事業創出を目的とする部署を立ち上げ、ホテル運営準備・地方創生に関わる新規事業を模索中。現在はチームをソーシャルビジネス推進部と変更し、社会課題解決においた新規事業構築に向け活動中。
ファイナリスト
近い将来、SDGsで指摘されている諸問題により、私たちに必要不可欠な「食」や「住」のための植物資源確保が新たな局面を迎えると予測すべきである。当チームは独自の細胞操作技術をコアとした植物機能増強等で、新たな有効活用を実現する多様なユニットを構築する仕組みをグローバルに提供したい。
我々が開発した表面プラズモン共鳴イメージングセンサは、1細胞レベルの屈折率変化をリアルタイム・非標識で観察できる。さらにこの手法を利用して、アレルギーやがん診断への応用を進めている。
デジタルファブリケーションの手法を適用した、小型・安価・扱いやすい環境計測カメラによるテレメトリシステムを提案する。農家の里地里山における鳥獣害対策、栽培環境と生育状況のモニタリングに活用でき、蓄積されたビッグデータから環境管理の自動化を行い、省力化と効率化を可能にする。
低コストかつ高没入に歩行感覚を呈示可能な装置及び手法を提案する。具体的には,錯覚を利用する方法、進行方向に体を傾斜させる方法、その場で足踏みする方法のそれぞれの要素を組み合わせることで、ユーザの進行方向に大腿部を支えながら物理的に動作が制限される歩行動作を推定・呈示する。
「食・健康」は須らく生命科学であり、生命科学用途に開発された計測技術は「食・健康」に転用可能である。生命科学用に光計測技術を作り続ける我々は、「食・健康」に関するデータそのものに付加価値を与えられる。これにより、AIデータの枯渇、特産品のブランド力低下、東京一極集中を打破する。
水と反応して水酸化物イオンを生成する高分子から吸水性ゲルを作製した。このゲルを重金属イオンが溶けた水に投入すると、重金属イオンはゲル内に取り込まれてゲル内部で難溶性の金属水酸化物を形成する。高分子ゲルは任意の大きさに整形可能であり、処理水から容易に分離除去することができる。
世界で毎年1,000万件以上感染が発生し24万人が亡くなるカテーテル関連尿路感染症(CAUTI)を予防するため、既存の尿道カテーテルに接続することで、原因菌の体内への侵入を防ぐデバイスを開発する。
豪雨災害の発生で砂防ダムや橋梁等に甚大な被害が生じた。コンクリート構造物の点検が求められるが、人材不足やコスト面での課題がある。従来よりも高精度・高速・軽量化を実現した構造適応型深層学習システムをドローンに搭載し、コンクリート表面のひび割れ等をリアルタイムに自動判定する装置を開発した。点検作業のコスト削減が期待できる。
IoT産業が急速に進む中、それらを支える不揮発性メモリの記録密度は、既に頭打ちの状態にある。この様な背景の中、我々は単一分子で強誘電体のように振舞う単分子誘電体の開発に世界で初めて成功した。本研究では、従来の記録密度を超越する単分子誘電体メモリの実用化に向けた初動研究を遂行する。
ライトニングトーク
チーム名 | 氏名 | テーマ名 |
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Survivor Discussion | 高田 康穂 | 平和学習における多国籍間ディスカッションVR会議システム |
エナジーウォーター | 及川 栄作 | 水素が関わる健康とエネルギーの研究 |
Open Heart | 佐久間 航希 | 心膜開窓用バルーンカテーテルの事業化検討 |