お知らせ
趣旨と目的
次世代の鹿児島を創る新産業創出と、世界を変革する力をもったアントレプレナーの発掘・育成を目指し、本年度よりKAGOSHIMA TECH PLANTERを実施します。豊かな自然環境に起因する農林水産及び観光資源に恵まれるとともに、医療や宇宙開発などの先端産業も盛んなこの地は、リアルテック領域でのイノベーションが起こるポテンシャルを秘めています。鹿児島から技術シーズを持ったチームを生み、育てる事を目指し、「鹿児島テックプランター 最終選考会」を開催します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2019年5月27日〜2019年12月13日
応募方法
ウェブサイト(https://techplanter.com/entry/)にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
審査基準
株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1. 新規性 2. 実現可能性 3. 世界を変えそうか 4. パッション
表彰
最優秀賞…1件
企業賞…数件を予定
主催
共催
2019年度パートナー
協力
後援
所在地・面談場所
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル5階
株式会社リバネス 東京本社
TEL:03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
Mail:[email protected]
担当:重永・齊藤
※面談は鹿児島県内での直接訪問や、オンライン(Skype、Hangout、appear.in 等)でも行う予定です。
応募からの流れ
5月27日(月)エントリー開始
ウェブサイト( https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。また、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを教える説明会を大学単位、個別に開催しています。お気軽にお問い合わせください。
11月23日(土)キックオフ
リバネスおよびパートナー企業、エントリーチーム(エントリー先着順にて定員に達し次第〆切)が集まり、交流を行います。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は審査には関係しません。
書類審査
12月13日までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。また、プレゼンテーション審査に向けた個別面談(オンラインも可)を希望者に対して実施します。
1月上旬 ファイナリスト決定
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
2月22日(土)鹿児島テックプランター 最終選考会
鹿児島県内主要機関およびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。最終選考会はセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業に加えて、地元企業や大学の方々も参加します。審査終了後、表彰式を行います。
グランプリ概要
グランプリ名 | 鹿児島テックプランター 最終選考会 |
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場 所 | 鹿児島銀行 本店別館ビル 3階大ホール |
開催日時 | 2020年2月22日(土)13:00-18:00 (懇親会 18:00-19:20) |
参加対象 | セミクローズド(事前登録制にて開催) ファイナリスト、パートナー企業、アカデミアの研究者、大学生・大学院生、中高生など |
ファイナリスト | 9チーム(15〜20チーム程度のエントリーから選抜) |
当日のタイムライン(予定)
12:30〜13:00 開場
13:00〜13:25 開会式
13:25〜13:45 基調講演(株式会社フォトシンス 代表取締役社長 河瀬航大氏)
13:45〜14:30 最終選考プレゼン(Presenter1〜3)
14:30〜14:40 休憩
14:40〜15:25 最終選考プレゼン(Presenter4〜6)
15:25〜15:35 休憩
15:35〜16:20 最終選考プレゼン(Presenter6〜9)
16:20〜17:10 審査時間/ライトニングトーク
17:10〜18:00 審査結果発表および表彰式
18:00〜19:20 懇親会
審査員
東京工業大学生命理工学部卒業。2002年6月に株式会社リバネスを立ち上げ、取締役CFOに就任。これまでに50社以上のベンチャー企業のコーポレート、ファイナンス面を支援。2014年12月より大学発の研究開発型ベンチャーに特化した投資ファンド、リアルテックファンドの運営会社の業務執行役、2020年1月より株式会社リバネスキャピタルの代表取締役を兼務。
昭和58年3月鹿児島大学法文学部卒業後,鹿児島県入庁。企画部参事(並行在来線等担当),観光地整備対策監,観光課長,商工政策課長,商工労働水産部次長,南薩地域振興局長を歴任。平成31年4月より現職。
昭和54年3月長崎大学経済学部卒業後、株式会社鹿児島銀行入行。審査部主任調査役、本店営業部部長代理、谷山支店長、審査部長、取締役審査部長、常務取締役、専務取締役を歴任。平成30年4月より現職。
1986年立教大学法学部卒業、日本ユニシス株式会社入社。営業職としてエアライン、電力ガス会社、医療、官公庁、地方公共団体を担当。2013年よりインキュベーション部門で、特徴ある技術を用いて、6次産業化、地域活性をテーマに食品加工、流通、広告、放送を絡めたビジネス開発に従事。その後北陸、東北の各支店長を経て、2018年より地域金融機関を担当する事業部で、地域の「力」を発掘・発展させる活動を推進中。
1993年3月北海道大学大学院理学研究科修士課程修了。同年4月三井東圧化学株式会社(現三井化学)入社。研究開発部門にて、モノマー、化学品、半導体ガスなど基盤素材製品における生産プロセスの開発、スケールアップ検証に携わる。2018年より現職にて、国内外の企業、研究機関、スタートアップとのコラボレーションを推進。
2003年に大鵬薬品に入社し、創薬研究に従事。その後、創薬企画部門に在籍し、シーズ探索や創薬基盤構築のため大学やベンチャー企業との共同研究の推進、アーリーステージアセットの導入評価、ポートフォリオ戦略の策定をリード。15年にRemiges Ventures(独立系VC)に出向し、米国ボストンを拠点に創薬ベンチャー投資を担当。投資先の米国ベンチャー企業の取締役を務める。19年7月より現職。静岡県立大学大学院修了(薬学博士)。鹿児島県出身。
国際A級ライダーとして、自ら国内外のレースに参戦。誰よりも速く走りたい一心で始めた精度の高いレーシングパーツの製作が、株式会社マルマエの起源です。半導体やFPD製造装置の心臓部に使用される真空パーツの製造を主力業務とし、2018年11月に東京証券取引所一部に上場しました。これからも『技術は究極を目指し』を経営理念の筆頭に掲げ、高い技術力で社会に貢献する企業を目指します。
大学卒業後、ハウフルスでテレビ番組制作に従事。2008年、電通テックへ入社。電通クリエーティブXへ転籍、TUGBOATへ出向し、CMの企画、WebやGR、CMのプロデューサー/ディレクターとして勤務。在籍中には、鹿児島ユナイテッドFCのクラブ創設前からロゴやユニフォーム、ポスターなどもプロデュースし、鹿児島へ夢を膨らませていた。2018年Uターンし、父の経営する広告会社シイツウに入社。「グレートサツマニアンへスティバル」のTV-CMやクリエーティブにも参加。2019年より現職。
慶應義塾大学経済学部を卒業。SMBC日興証券に入社し、米シティバンクとの合弁事業を経験。プライベートエクイティファンドの組成およびプレースメントに携わった後、ホールセールビジネス全般の企画推進業務に従事。2014年、リアルテックファンド設立メンバーとして参画。投資先ベンチャー企業に対して、幅広い業種知見を活かした事業育成支援を行う。
1988年、鹿児島生まれ。2011年、筑波大学理工学群卒業。2014年、株式会社フォトシンスを創業、代表取締役社長に就任し、スマートロックAkerunを主軸としたIoT事業を手掛ける。経産省が所管するNEDO公認SUI第1号として、23億円を調達するなど、IoTベンチャーの経営を担う注目の若手起業家。Forbes主催、Forbs 30 under 30 asia 2017にて、アジアを代表する人材として「ConsumerTechnology」部門に選出。
最終選考会ファイナリスト
私達が目指しているゴールは治療法のない疾患(特にウイルス)に対して、評価系や診断法を作成し、治療剤を開発することです。ITが2進法(0,1)のプログラミングを利用するように、Bio ITでは4進法(A,T,G,C)によるプログラミングでこれらのコンテンツを創ります。
独自の特許技術を用いたウイルス濃縮・精製技術と、軽量かつ最短12分で30サイクルの測定可能なリアルタイムPCR測定機を用いたウイルス遺伝子検査によって、今まで難しかった現場での低濃度ウイルス検出を実現した。感染初期での診断を可能にすることによって、感染拡大を防ぐ。
畜産業では、感染症防御のため抗生物質が多用されが、耐性菌、ウイルスの出現が大きな問題となっている。そこで、善玉菌に、抗菌、抗ウイルス活性を持つ低分子抗体VHHを発現させ、飼料と混合して食させることで、抗生物質フリー畜産業を達成する。
スポーツ選手の心理状態を簡易かつリアルタイムで計測・表示するためのスポーツ向け脳波ソリューションアプリ「スポーツKANSEI」の開発を行った。「ゾーン」「集中力」「リラックス」といったパフォーマンスに関連のある感性バランスを出力するもので、eスポーツでの活用を目指した実装化を行っている。
アスリートの中でも栄養状態不測のリスクが大きいジュニア選手に向けて、栄養状態をチェックできる自己採血キットを販売している。血液検査で自身の身体を知り、栄養教育を行う事で、アスリートの自己管理能力を養う。
多くの課題を抱える日本の牛肉生産を、新しい生物科学概念「代謝プログラミング」研究をシーズとして解決する。ウシの体質を制御し、その飼料には日本の豊富な植物資源を活用し、飼養には先端ICTを駆使し、若い農業者が未来に希望をもち、産業として世界と戦えるような畜産業の構造改革に挑戦する。
サツマイモ栽培を完全自動化・自律化するキーとなる技術として、機械でハンドリングしやすい小さく葉のない苗での栽培法(節苗直挿し栽培法)を確立した。サツマイモを省力・低コストで生産し、世界の貧困・食糧不足・エネルギー不足、そして、日本の地方衰退・人口問題・高齢化の問題を解決する。
生産量日本一を誇る鹿児島のオクラ。特にキズや曲がりなどこれまで未活用だった規格外品を活かし、産学官連携により更にオクラテクノロジーを高め、美と健康市場へ新たな素材として提案していきます。
我々の目標は異分野融合による新産業創成循環システムを構築することだ。そこで、島内発酵バイオマスから温暖な気候に適した食用きのこを生産することで、島内土壌の高カリウム化を抑制し、基幹産業を維持すると共に、その生産過程で発生するCO2や廃菌床も地域農畜産業に多段利用を目指す。