お知らせ
趣旨と目的
次世代の鹿児島を創る新産業創出と、世界を変革する力をもったアントレプレナーの発掘・育成を目指し、KAGOSHIMA TECH PLANTERを実施します。豊かな自然環境に起因する農林水産及び観光資源に恵まれるとともに、医療や宇宙開発などの先端産業も盛んなこの地は、リアルテック領域でのイノベーションが起こるポテンシャルを秘めています。鹿児島から技術シーズを持ったチームを生み、育てる事を目指し、「鹿児島テックプランター 最終選考会」を開催します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2020年10月1日(木)〜2021年1月15日(金)
応募方法
ウェブサイト(https://techplanter.com/entry/)にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
審査基準
株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
表彰
最優秀賞…1件
企業賞…数件を予定
主催
共催
パートナー
協力
後援
所在地・面談場所
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル5階
株式会社リバネス 東京本社
TEL:03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
Mail:[email protected]
担当:重永・齊藤
※面談は鹿児島県内での直接訪問や、オンライン(Skype、Hangout、appear.in 等)でも行う予定です。
応募からの流れ
10月1日(木)エントリー開始
ウェブサイト( https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。また、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを教える説明会を大学単位、個別に開催しています。お気軽にお問い合わせください。
12月12日(土)キックオフ
リバネスおよびパートナー企業、エントリーチーム(エントリー先着順にて定員に達し次第〆切)が集まり、交流を行います。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は審査には関係しません。
1月15日(金) エントリー締切
締切までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。また、プレゼンテーション審査に向けた個別面談(オンラインも可)を希望者に対して実施します。
1月上旬 ファイナリスト決定
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
3月30日(火)鹿児島テックプランター 最終選考会
鹿児島県内主要機関およびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。最終選考会はセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業に加えて、地元企業や大学の方々も参加します。審査終了後、表彰式を行います。
グランプリ概要
グランプリ名 | 鹿児島テックプランター 最終選考会 |
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場所 | 鹿児島大学郡元キャンパス稲盛会館 (鹿児島県鹿児島市郡元1丁目21−24) |
開催日時 | 2021年3月30日(火)13:00-18:00 (名刺交換会 18:00-19:00) |
参加対象 | セミクローズド(事前登録制にて開催) ファイナリスト、パートナー企業、アカデミアの研究者、大学生・大学院生、中高生など |
ファイナリスト | 9チーム(15〜20チーム程度のエントリーから選抜) |
当日のタイムライン
12:30〜13:00 開場
13:00〜13:25 開会式
13:25〜14:10 最終選考プレゼン(Presenter1〜3)
14:10〜14:20 休憩
14:10〜15:05 最終選考プレゼン(Presenter4〜6)
15:05〜15:15 休憩
15:15〜16:00 最終選考プレゼン(Presenter6〜9)
16:00〜16:50 審査時間/基調講演/ポスターセッション
16:50〜18:00 審査結果発表および表彰式
18:00〜19:00 名刺交換会
審査員
東京工業大学生命理工学部卒業。2002年6月に株式会社リバネスを立ち上げ、取締役CFOに就任。これまでに50社以上のベンチャー企業のコーポレート、ファイナンス面を支援。2014年12月より大学発の研究開発型ベンチャーに特化した投資ファンド、リアルテックファンドの運営会社の業務執行役、2020年1月より株式会社リバネスキャピタルの代表取締役に就任。
1991年3月鹿児島経済大学(現 鹿児島国際大学)経済学部卒業、1991年4月株式会社鹿児島銀行入行、2010年2月審査部主任調査役、2011年2月本店営業部法人営業課長、2015年3月岩川支店長、2017年4月出水中央支店長兼出水支店長、2019年4月人事部付出向、2020年4月地域支援部次長、2020年10月地域支援部次長兼公務金融室長。
1998年京都大学大学院農学研究科卒業、協和発酵工業株式会社入社。発酵プロセス研究員として医薬、食品素材の発酵生産プロセス開発に従事。その後用途開発担当を経て海外営業を担当。2011年よりシンガポール、イタリアに駐在し、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、中東での医薬、食品原料ビジネスの地域統括を担当。2018年より京都大学にて産学連携活動に従事。2019年よりアサヒクオリティーアンドイノベーションズにて新規事業開発活動を推進中。
1979年に南国交通に入社。基幹事業のバス事業部、総務・人事労務部長を歴任し、2016年より現職。南国交通は1941年の会社創業以来、地域とともに発展し今年で80年を迎える。これからも安全を最優先に「事業を通じた社会貢献」と今後の社会環境の変化を見据えた新たな事業分野へのチャレンジを進めている。
1986年立教大学法学部卒業、日本ユニシス株式会社入社。営業職としてエアライン、電力ガス会社、医療、官公庁、地方公共団体を担当。2013年よりインキュベーション部門で、特徴ある技術を用いて、6次産業化、地域活性をテーマに食品加工、流通、広告、放送を絡めたビジネス開発に従事。その後北陸、東北の各支店長を経て、2018年より地域金融機関を担当する事業部で、地域の「力」を発掘・発展させる活動を推進中。
1995年株式会社フォーカスシステムズに入社。システム開発SE、IT基盤のSEを経てマネージャーとして従事後、営業責任者に就任し主要なお客様との協業や事業計画の立案および提案を行いITサービス事業の推進をしている。 現在、事業創造室の室長を兼務し、スタートアップ企業や大学の研究室と関係を構築し新たな事業を創造する活動に従事。 直近では、VR/AIの研究開発を行う新会社の設立や名古屋工業大学と共同研究、ドローンを活用する事業の創造に従事。
取締役副会長
医学博士、1988年に株式会社新日本科学入社後、実験動物を用いた安全性研究や薬効薬理研究に従事。その後、SNBL USA Ltd.に出向してCEOを務めた後、新日本科学安全性研究所所長、取締役副社長、取締役副会長を務めた。2016年より一般社団法人メディポリス医学研究所の副理事長に就任(株式会社新日本科学グループ取締役副会長兼務)。専門分野;医薬品の開発、特に安全性研究、薬効薬理研究(医学博士)。マネジメント全般(アメリカでCEOを通算8年間)
鹿児島県出水市と埼玉県朝霞市に工場を持ち、2018年11月に東京証券取引所第一部に上場した株式会社マルマエの代表取締役社長。半導体製造装置やFPD製造装置の心臓部に使用される高精度な真空パーツの製造を主力業務としています。創業以来、様々な部品の製造・加工を手掛け、これまでに蓄積された技術力で、お客様の「困った」を解決しています。
慶應義塾大学経済学部を卒業。SMBC日興証券に入社し、米シティバンクとの合弁事業を経験。プライベートエクイティファンドの組成およびプレースメントに携わった後、ホールセールビジネス全般の企画推進業務に従事。2014年、リアルテックファンド設立メンバーとして参画。投資先ベンチャー企業に対して、幅広い業種知見を活かした事業育成支援を行う。
鹿児島大学の農学部焼酎発酵学教育研究センターと理学部磁気物理学講座と共同で実験装置を開発。焼酎酵母の種類によって磁場感受性が異なり、不要な酵母の増殖(発酵)を磁場で抑制できる可能性を見出した。磁場で不要な菌類を抑えて機能強化した食品生産技術を確立し、地域産業課題解決を目指す。
紅麹は健康機能性が証明されている麹であるが,発酵食品への利用は限定的であった。我々の研究チームは,紅麹の焼酎製造への応用を目標に様々な問題点を科学的な視点から克服し,実用化レベルの製造方法を考案した。
産業廃棄物である焼酎の粕(芋、麦、米などの発酵・蒸留後の残渣)から新技術により高性能/高機能活性炭を創り出し、その活性炭を金属空気燃料電池(発電デバイス)の正極触媒や電気二重層キャパシタ(蓄電デバイス)の電極へ応用することで、高効率な電気エネルギーの供給を可能にするものである。
鹿児島発世界一技術であるFGHP®テクノロジーを用いて半導体の熱問題を解決し、半導体デバイスが本来持っている優れた能力を十二分に引き出すことにより、動作効率向上や超高密度実装を実現します。これにより、従来よりも優れた省エネルギー性能を達成し、カーボンニュートラル社会実現への貢献します。
動物は不調を自己申告できず、病気の発見が遅れ、不整脈などによる突然死がある。この問題を解決するために、テクノロジーによる人の呼吸数・脈拍の計測などの健康管理の仕組みを犬猫に応用し、生体データとして心音を遠隔送信することで、犬猫の在宅健康管理や病気の早期発見を実現する。
少子高齢化、核家族化、COVID-19等が原因となり、高齢者と子供がコミュニケーションを取る機会が減っている。両者のコミュニケーションは、高齢者にとっては生きがい、認知症予防、子供にとっては知恵を学習する良い機会となる。本テーマでは両者が一緒に遊べるゲーム(Playware)を通して,両者のコミュニケーションを活性化する。
見守り対象者にストレスを与えない非拘束型センサを使用するにも関わらず、心拍、呼吸など生体信号を得られる見守りシステムを開発する。大き目のPVDF圧電センサを対象者の自宅に敷き詰め常時インターネットから監視する。センサ信号の信号処理技術と多数のセンサ信号の集約技術が課題となる。
電気式人工喉頭は喉頭がんや喉頭傷害で声帯を失い、発声が不可能となった患者が再び音声を取り戻すためのデバイスであるが、音質が単調であり明瞭度が低いという欠点を持つ。本テーマは電気式人工喉頭を筋電位信号で制御し、明瞭度を向上させるための制御方法の実現を目指している。
RIPCとは、腕や大腿部を一過性に圧迫して駆血再還流を行うことにより、脳保護効果が期待できる介入方法である。本テーマではRIPCと運動療法の組み合わせにより新規の脳保護リハビリの開発を目指し、中高年の健康増進、予防リハビリへと応用していく。