― 2018年 ―
Demo Day
2019年2月2日
お知らせ
趣旨と目的
メドテックグランプリKOBEは、創業期の医療スタートアップ支援に取り組む神戸市と、リアルテック領域の事業の種を発掘しビジネスとして芽吹かせるまでを手がける株式会社リバネスの2者によって運営しています。本プログラムにおいて、医薬、医療などに関わる次世代技術と情熱をもって医療の世界を変えようとするチームを発掘・育成することを目的とし、「メドテックグランプリ KOBE」を開催します。
対象
医療関係のリアルテック領域(創薬、医療機器、再生医療、ヘルスケア、研究ツール等)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方。
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2018年12月1日〜2019年1月10日
応募方法
ウェブサイト(techplanter.com/entry/)にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
審査基準
株式会社リバネスおよび神戸医療産業都市推進機構、パートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1. 新規性 2. 実現可能性 3. 世界を変えそうか 4. パッション
表彰
最優秀賞…1件
企業賞…数件を予定
主催
パートナー企業
協力
お問合せ先
株式会社リバネス 大阪本社
〒552-0007 大阪府大阪市港区弁天1-2-1 大阪ベイタワーオフィス 6階
電話:06-6125-5622 FAX:050-3737-5299 Mail:[email protected]
担当:坂本・福田
応募からの流れ
エントリー開始 12月12日(水)
webフォームへの記入を行なって応募してください。また、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを教える面談を個別に開催しています。お気軽にお問い合わせください。
1次選考:書類審査 1月10日(木)〜
リバネスおよびダイヤモンドパートナー企業によって構成される審査員により、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。また、プレゼンテーション審査に向けた個別面談(オンラインも可)を希望者に対して実施します。
ファイナリスト決定 2019年1月中旬
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナーとの事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
メドテックグランプリKOBE 2月2日(土)
書類審査を通過したファイナリスト12チームについてプレゼンテーション審査を実施します。当日はライトニングトークやブース展示も予定しており、ファイナリストに加えて数チームがネットワーキングに参加します。
マッチング支援期間 2月〜
デモデー終了後も継続してベンチャーとリバネスの連絡窓口はオープンにしており、事業化に向けたディスカッションが可能です。法人化するところから、試作開発、資金調達、研究開発などの幅広い立ち上げ期の課題に対応しています。また、ベンチャーとパートナー企業の協業マッチングも盛んになり、事業開発の支援を行っています。
超異分野学会 リアルテックベンチャーオブザイヤー表彰式 3月
2014年以降テックプランターに参加したすべてのエントリーチームの中から、「これから成長しそうなスタートアップ企業」を選出し、表彰式を行います。表彰式にはパートナー企業や様々な分野の研究者、町工場、ベンチャー支援機関、自治体などが集まり、デモデーからの進捗を知らせるとともに、事業連携の機会を見つけることができます。
昨年の様子
グランプリ概要
グランプリ名 | 第1回メドテックグランプリ KOBE |
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場 所 | Kiito デザイン・クリエイティブセンター神戸 〒651-0082 兵庫県神戸市中央区小野浜町1-4 |
開催日時 | 2019年2月2日(土)13:00-19:00 (懇親会 19:10-20:30) |
参加対象 | セミクローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、パートナー企業、地元企業や大学の方々) |
当日のタイムライン
12:30〜13:00 開場
13:00〜13:30 主催者あいさつ
13:30〜14:30 最終選考プレゼン(Presenter①〜④)
14:30〜14:40 休憩
14:40〜15:40 最終選考プレゼン(Presenter⑤〜⑧)
15:40〜15:50 休憩
15:50〜16:50 最終選考プレゼン(Presenter⑨〜⑫)
16:50〜17:50 審査時間・ライトニングトーク
17:50〜19:00 審査結果発表および表彰式
19:10〜20:30 懇親会
審査員
東京薬科大学大学院薬学研究科博士課程修了、博士(薬学)、薬剤師。リバネス創業メンバー。博士課程を修了後、北里大学理学部助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教を経て、2015年より慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授、2018年より熊本大学薬学部先端薬学教授、慶應義塾大学薬学部客員教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上げや研究所設立の支援等に携わる研究者。
クラスター推進センター長
旧厚生省入省後、外務省経済局、国立医薬品食品衛生研究所医薬品医療機器審査センター、医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構、欧州医薬品審査庁(EMEA)、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)等の勤務を経て、厚生労働省医薬食品局審査管理課長、PMDA上席審議役、国立がん研究センター研究支援センター副センター長等を歴任し現職。
藤沢薬品工業(株)に入社後、研究本部にて免疫・炎症・癌等の研究開発に携わり、薬学博士取得。2005年山之内製薬(株)との合併後はアステラス製薬(株)にて疼痛・神経科学・再生医療の研究開発に従事。2014年に一般社団法人再生医療イノベーションフォーラム(FIRM)の運営副委員長に就任し、現在、FIRM国際委員長としてアジア規制ハーモナイズに取り組むアジア再生医療団体連携会議(APACRM)をリード。
大学在学中に株式会社産業育成研究所に入社、主に製造業の経営コンサルティング活動に従事する。その後、ファイザー株式会社の医薬部門、大鵬薬品株式会社の経理・海外事業部門と製薬会社で約10年間、営業・事業計画立案・FP&A等の多岐に渡る業務に従事。2013年にカイオム・バイオサイエンスへ参画。経営企画部長、執行役員コーポレート本部長を経て、2017年より現任。
1995年九州大学工学部応用化学専攻卒、JSR(株)入社、ディスプレイ材料開発、半導体用フォトレジスト開発をへて2003年UCLAへ留学し超分子化学を学ぶ。2005年より筑波研究所でJSRライフサイエンス事業の研究に従事、2009年に米国子会社にて駐在員をへて2013年より筑波研究所にてライフサイエンス向け新規素材探索研究を担当。
1990年北海道大学大学院博士課程を修了し、同年に当事の三共株式会社に入社。1999年から2001年まで、イリノイ大学シカゴ校、クリーブランドクリニック・ラーナー研究所の客員研究員。入社以来、一貫して抗体医薬品の研究開発に従事。2013年に抗体やペプチド、核酸医薬など低分子以外の創薬モダリティを集約したバイオ基盤研究所を創設。現在は、モダリティ研究所として、遺伝子治療も含めた新規創薬モダリティの研究開発を推進している。
1993年早稲田大学大学院理工学研究科応用化学専攻修了。同年大日本印刷(株)入社。新規印刷システム材料、プラズマディスプレイパネル部材の開発を担当。2005年米国技術駐在員、2009年に帰国後、本社研究開発・事業化推進本部を経て、2010年より研究開発センターにて再生医療周辺製品の開発に従事、2014年より現職。
長崎県出身。九州大学大学院薬学研究科卒業(薬学博士)。1995年大鵬薬品に入社して創薬研究に従事。その後、研究開発企画、経営戦略、製品戦略部門に在籍し、中長期製品戦略策定、プロジェクトの事業性評価、ポートフォリオ評価体制の立ち上げをリード。2014年Remiges Ventures(独立系VC)に出向してベンチャー投資を担当。2017年より社長室にて新規事業の創出に取り組む。
専門:ベンチャー投資、開発戦略、事業性評価、ポートフォリオマネジメント
1994年京都大学医学部卒、医師。2009年神戸大学大学院経営学修士(MBA)。1994年京都大学胸部疾患研究所入局後、京都桂病院呼吸器センター、福井赤十字病院呼吸器外科にて研修。独ルアーランドクニック、独フライブルグ大学、米メイヨークリニック、静岡市立静岡病院を経て、2006年日本イーライリリー株式会社入社、2011年執行役員、2015年研究開発本部担当副社長、2017年12月武田薬品工業株式会社に入社、現在に至る。
京都大学薬学部卒,同薬学研究科 修士,東北大学 博士(農学)。1997年 JTに医薬総合研究所 生物研究所 研究員として入社。糖・脂質代謝領域,免疫・炎症領域,ウイルス領域などの非臨床薬理研究を担当(国内・海外のアカデミア,ベンチャー企業との共同研究を含む)。2012年より生物研究所グループリーダー,2016年より現職。
1976年早稲田大学卒、日産自動車入社。1978年にスぺシアルレファレンスラボラトリー(現 エスアールエル)に入社。2000年11月にJGSを設立して経営参画する。2001年4月、同社代表取締役社長に就任。2006年7月にペプチドリームを設立。代表取締役社長となる。2017年9月より代表取締役会長に就任(現職)。事業計画拡張に伴い2017年9月にぺプチスターを創立、代表取締役社長に就任(現職)。
秋田県出身。三井東圧化学(現三井化学)に入社し,バイオ医薬の基本プロセスから工業化プロセスの開発,原薬製造に従事,つづく開発品では治験薬品質管理者を務めた。医薬事業売却後は,仲間と共に立ち上げた研究テーマ(アミノ酸)の工業化に成功。茂原研究・開発センター長を経て,2017年4月から現職,次の仕掛けを楽しんでいる。2018年6月,日本接着学会技術賞を受賞。趣味は釣り
大阪大学薬学部卒、同大学院修士課程終了後、1997年にロート製薬に入社し研究開発本部に配属。主に皮膚老化に関する基礎研究に従事し、機能性化粧品の開発に携わる。2013年から同社再生医療研究企画部にて再生医療等製品の開発に従事。主に脂肪由来間葉系細胞の機能解析等の基礎研究をマネジメント。2017年から同社リサーチビレッジ京都にて現職に就く。
ファイナリスト
近年抗エイズ薬が進歩し、HIV陽性であってもエイズを発症させずに生きることが可能になり、エイズは死の病ではなくなりました。本研究ではHIV陽性者の体内からエイズウイルスが感染した細胞を消去し、エイズを完治させる薬の開発を行います。
ユニバーサル核酸で創薬スキームを変える!ウィルス性疾患や変異性ガンは遺伝子の一部を変異させることで薬剤耐性を獲得するが、変異遺伝子を標的とする創薬はなされていません。当チームでは配列を非特異的に認識するユニバーサル核酸開発しており、これを活用して疾患関連遺伝子の変異領域を標的とする創薬および創薬プラットフォーム化を目指しています。
GPCRは全医薬品の3割を標的とする重要な生体成分の1つです。この標的に対する機能性抗体の樹立は、業界内で非常に 困難とされていたが、当社では製薬企業の常識を覆した「低分子のようにGPCRの機能を調節する 抗体医薬(バイオ医薬品)」という技術コンセプトを創出(MoGRAA)しました。これまで副作用等により低分子創薬が難しかったGPCRや、新規のGPCRを標的とした「抗体医薬」を開発することを可能にする、 MoGRAA®ディスカバリーエンジンという革新的な独自製造技術を開発し、医薬品開発を進めています。
世界初の治療用マイクロバブルの開発に成功しました。癌や脳疾患の治療では、薬が十分に届かないことが原因で難渋しています。バブルに超音波を照射するとき、その強度に応じたオシレーションが誘導されます。その特性を利用して、血管・血流造影だけでなく、内皮細胞結合の一時的な開口によって薬を送り届ける革新的送達法と治療法を開発しました。甲状腺癌などに罹患したペット犬に対するDOXILの治療に適用したところ縮小効果が得られ、POCが得られました。
幹細胞からがん幹細胞を誘導する独自技術を利用し、がん研究の新しい実験系として利用することを提唱しています。“がん性の微小環境”に暴露されるとがん細胞へと誘導される世界初の発見から、iPS細胞からがん幹細胞の作成を試みています。異なる性質を備えた複数種の細胞を得ることに成功した経験から、がん幹細胞をエピゲノミクスからゲノミックスまでを駆使して網羅的に精査する「がん幹細胞アトラス計画」を提案します。
当社の専有技術である、不織布を用いた幹細胞の高密度大量培養技術および全細胞同時回収技術が実用化できれば、中小規模の病院やクリニックでも培養した細胞で再生医療が可能になります。
兵庫医科大学発ベンチャー第一号認定株式会社シーテックスが有する間葉系幹細胞向けの細胞培養の原材料・培養技術、さらには再生医療等製品の治験経験を武器に、大学病院が持つインフラを最大限活用し、医師主導治験をベースとした短期間での細胞治療開発を目指します。
独自で開発した超免疫不全マウスに患者由来腫瘍組織を移植することで、がん患者の病態を忠実に再現したヒト化マウスを作製可能です。様々な腫瘍のヒト化マウスを作製し、バンク化することで、創薬におけるプラットフォームの構築を目指します。
現在の社会において健康となるための手段は様々な商品があるものの、実際に健康状態が改善しているかを知る機会は少ないです。私たちは心臓・血管・肺機能などを正確に測定することにより、健康状態の現在地を正しく把握でき、さらに改善するための効果的な行動指針を知ることができる社会を目指します。
私たちは、腸内細菌叢が含まれる「便」から得られるデータをメタボロミクスとメタゲノミクスを統合した研究アプローチ「メタボロゲノミクス®」によって評価し、腸内細菌叢の機能理解を目的とした研究開発に取り組んでいます。 日々生み出される「便」からは、疾患予防や健康維持に寄与する価値あるデータを得ることができます。これらのデータを正しく理解し、応用することで、疾患予防や治療、そして日々の健康維持に役立てたいと考えています。
生体材料は、細胞や細胞内顆粒物質を含め、多くのものが粒子状物質で形成されています。また、膜構造においては、膜の界面での物質のやり取りや分子認識などの化学変化が生命活動に大きな影響を与えています。 我々は、分析化学の立場から物理化学的視点での膜や生体微粒子材料の新しい評価法を研究し、ライフサイエンス業界の発展に貢献します。
音だけで自動で心音を解析する方法では環境音などのノイズが多数入ります。また、息止めができない方や不整脈の方では音の解析が困難でした。心電図も同時に計測し1拍ずつ重ね合わせる技術で、これらの問題を解決可能です。 診断アシスト機能によって、心疾患の早期発見が期待できます。