― 2018年 ―
2018年度の
エントリーは
締め切りました
お知らせ
趣旨と目的
宮崎県から地域資源を活かしたイノベーションを巻き起こす新たな産業の創出を目指し、MIYAZAKI TECH PLANTERを実施することとしました。宮崎県内の産学金官の英知を結集し、技術シーズを持ったチームを発掘・育成する事を目指し、「第2回宮崎テックプラングランプリ」を開催します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2018年5月1日〜2018年9月21日
応募方法
ウェブサイト( https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
審査基準
株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1.新規性 2. 実現可能性 3. 世界を変えそうか 4. パッション
表彰
最優秀賞…1件
企業賞 …数件を予定
主催
地域開発パートナー
所在地・面談場所
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル5階
株式会社リバネス 東京本社
TEL:03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
Mail:[email protected]
担当:重永・石澤
応募からの流れ
4月1日(日)エントリー開始
ウェブサイト( https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。また、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを教える説明会を大学単位、個別に開催しています。お気軽にお問い合わせください。
9月21日(金) 書類審査
9月21日までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。また、プレゼンテーション審査に向けた個別面談(オンラインも可)を希望者に対して実施します。
10月5日(金)ファイナリスト決定
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
11月3日(土)第2回宮崎テックプラングランプリ 最終選考会
宮崎県内主要機関およびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。最終選考会はセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業に加えて、地元企業や大学の方々も参加します。審査終了後、表彰式を行います。
昨年の様子
第1回宮崎テックプラングランプリ 表彰式
グランプリ概要
グランプリ名 | 第2回宮崎テックプラングランプリ |
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場 所 | 宮日会館 宮日ホール (〒880-0812宮崎県宮崎市高千穂通1-1-33 11F) |
開催日時 | 2018年11月3日(土)13:00-18:00 (懇親会 18:00-19:30) |
参加対象 | セミクローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、県内関係機関およびパートナー企業、地元企業や大学の方々) |
当日のタイムライン(予定)
12:30〜13:00 開場
13:00〜13:25 主催者あいさつ
13:25〜14:10 最終選考プレゼン(Presenter1〜3)
14:10〜14:25 休憩
14:25〜15:10 最終選考プレゼン(Presenter4〜6)
15:10〜15:25 休憩
15:25〜16:10 最終選考プレゼン(Presenter6〜9)
16:10〜17:00 審査時間/株式会社ムスカ特別講演(16:10〜16:30)
17:00〜18:00 審査結果発表および表彰式
18:00〜19:20 懇親会
審査員
設立時からリバネスに参画し、教材開発事業やアグリ事業の立ち上げを行う。大学院修了後は東京大学教員として研究活動を続ける一方でリバネスの研究所を立ち上げ、研究開発事業の基盤を構築した。さらに独自の研究助成「リバネス研究費」のビジネスモデルを考案し、産業界・アカデミア・教育界を巻き込んだオープンイノベーション・プロジェクトを数多く仕掛ける。2010年より代表取締役に就任。
1991年九州大学大学院工学研究科応用化学博士課程修了後、三井化学(旧三井石油化学)に入社。主に機能樹脂やファインケミカル/基礎化学品を中心に生産技術を担当。2006年より機能性ポリマー事業部を経験し、その後生産技術研究所のGL、所長を経て2017年4月よりR&D戦略室長として、全社研究戦略立案等を担当。
早稲田大学商学部卒。三井化学を経て、ミスミへ入社。新規事業系部門にて事業推進とマネジメントに従事。その後、グローバル採用ベンチャーのジョブテシオに取締役として参画。アジアトップ層の学生を対象とした日本企業のグローバル採用黎明期に貢献。広告代理事業、スマホアプリ開発事業を手掛けるEqの執行役員、代表取締役社長を歴任後、2018年6月より現職。「動物医療×IT = Vet-Tech」をコンセプトとして新規事業開発を推進中。
1980年 宮崎県庁入庁(化学職)。現工業技術センター、食品開発センターにて、研究開発や製造企業への技術指導に携わる。2001年企画調整課。科学技術施策、特に産学官連携事業の推進に当たる。2004年 現(公財)宮崎県産業振興機構にて「JST地域結集型共同研究事業」を推進。その後、「フードビジネス」及び「東九州メディカルバレー構想」を担当。工業技術センター所長を最後に2017年3月県庁を定年退職。同年4月現職。本県産業振興を目指して、中小企業への幅広い支援に取組中。
1997年北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程修了後、同大助手。2001年宮崎大学工学部助教授、2013年から教授、2018年から副学部長に就任。並列処理と機械学習を専門とし、DNAのノンコーディング領域からのsnoRNA遺伝子やその修飾領域の予測や、現(公財)宮崎県産業振興機構、および宮崎大学農学部と共同で「たんぱく質発現量からの食品機能性推定法」の開発に取り組む。宮崎県情報産業協会の協力を得て、学生の県内所在企業の紹介のため2008年から企業見学会を企画・実施している。
1966年8月生まれ(日南市出身)。1989年4月株式会社宮崎銀行入行。2000年中小企業診断士登録。審査部企業再生担当、営業店法人営業担当、秘書室秘書役、支店長2ヶ店を経て2017年4月に新設された地方創生部部長(事業承継・M&A支援室長兼務)に就任。本業では地方創生に繋がる広範な業務の統括として総勢28名を率いつつ、各種ビジコン審査員等を行いながら地元経済活性化に向け未来の卵を探し続けている。
昭和63年4月 株式会社宮崎相互銀行(現宮崎太陽銀行)入行。宮崎・都城・延岡地区の営業店にて法人営業・個人営業・創業支援・企業再生支援等に取り組む。平成25年 営業統括本部宮崎ローンプラザ長、平成28年 宮崎市内の支店長歴任後、平成30年4月より、営業統括本部本業支援部にてお客様が抱えている課題解決の支援を行っている。(宮崎大学認定連携協力コーディネーター)
1982年宮崎県入庁。東京事務所次長(企業誘致担当)、みやざきアピール課長、フードビジネス推進課長、総合政策課長、総合政策部次長(政策推進担当)と商工・産業振興、政策部門を歴任し、様々な構想や事業の仕掛けに取り組む。2018年4月から現職。人口減少問題に真正面から向き合いながら、地域経済を支える中小企業の持続的な発展と今後の宮崎を担う産業人財の育成・確保に取り組んでいる。
最終選考会ファイナリスト
「無線相互報知器」は、ラジオのように無線で「文字や画像」を配信する装置であり、自治体からのお知らせや防災情報などを必要とする人々に伝えるための手段である。電気代はごくわずか、通信費は無料であるため、導入後の維持費は不要である。また、 受信端末から親機または受信端末同士でのデータ送信も可能で、高齢者の見守りや緊急時のSOSコールにも利用可能である。開発により、地方独自の無線ネットワークを構築を目指す。
コンクリートの劣化は、その材料の宿命として避けられない。我々は層状珪酸塩と超微粒子カルシウムを使い、コンクリート内部に含浸して留まり自己修復を行う世界で唯一のコンクリート改質剤を開発した。また、白色の改質剤に関してはコンクリートの熱による膨張収縮を軽減しクラックの発生を抑制する事が可能である。この材料を世界に発信し、コンクリート構造物の長寿命化の実現と温暖化に対する省エネ対策の実現を目指す。
サクラマスは冷水魚のサケ・マス類(いわゆるサーモン)であるが、当研究チームは温暖な宮崎県沿岸でも養殖可能なことを明らかにした。わずか4か月の海面養殖はサクラマスの劇的な体重増加をもたらすこと、その後再び淡水養殖を行うとサクラマスからイクラをとる、また種苗生産が可能であることを立証した。我々の目標はサクラマス生産を事業化しサクラマスを、宮崎県を代表する魚として全国、世界へと発信することである。
慢性腎不全患者が死ぬまで受け続けねばならない血液透析治療に代わり、体内にフィルターと限外濾過・逆浸透モジュールを埋め込み、血液浄化を行う埋込み型人工糸球体の開発を目指す。血液をフィルターで濾過、その濾液を限外濾過・逆浸透膜で処理することによって、分子量60~3万の物質を尿として排泄する。人工糸球体の埋め込みと血中のイオン濃度バランスを調整する経口補液の摂取を行えば、血液透析は不要となる。
地球温暖化の進行による着果不良や果実障害などの栽培上の問題に対して、亜熱帯果樹の導入検討が求められている。 パッションフルーツは、暖温帯域で有力な亜熱帯果樹である。我々は、酸含量が従来の半分程度の甘く生食に向く果実の栽培方法を確立した。さらに、暖房費がほとんどかからない栽培方法も確立した。暖温帯域に適した品種の育種などを含めたさらなる研究開発と、研究成果の普及によって、暖温帯域での農業を活性化する。
ペプチドとはアミノ酸がつながった比較的簡単な構造をしている物質であり、生体内に存在し生理活性を有するペプチドを生理活性ペプチドと総称する。ヒトにおける生理活性ペプチドは幅広い生理現象に深く関わっていることが明らかとなり、科学的な重要性とともに、医薬品としての応用の可能性が注目されている。私はこれまで、昆虫や線虫などから新しい生理活性ペプチドを発見してきた。これらのペプチドをの社会実装を目指す。
近年、子ども達のアレルギーやアトピー、肥満、自閉症などの不健康の発症率が上昇の一途をたどっている。食事の内容が劇的に変化している中で、胎児〜乳児の期間の環境がその後の成長に多大な影響を与えることがわかってきた。私たちは社会科学的・生物化学的観点から導き出される、次世代を担う子供の健康な発育をサポートする母体が食べるべき食事を提言する。
手術が終わった動物を診るために、毎日ほとんど睡眠をとらない獣医師。夜勤担当がおらず、容態が急変しても誰も助けてくれずに苦しむ動物。ペットの病気の初期症状に気づけなかったと悔やむ飼い主。Mitokはそんな現状を変えるサービスである。獣医師、ペット、飼い主がwin-win-winになる社会を、AIと医療を掛け合わせることによって創る。
宮崎特産の農産物を原料とし、そこに含まれる機能性物質の含量と吸収性を保証した加工食品開発を目指す。乳タンパク質および乳タンパク質由来ペプチドとの複合化による難水溶性生理活性物質の可溶化技術を応用し、その経口摂取における吸収性を高めた製剤化を行う。インバウンド需要が注目される中、訪日観光客に広く受け入れられる期待から、ブランドチョコレートへの展開を目指す。