Demo Day
9月28日
趣旨と目的
大学や研究機関、企業の研究所では科学技術の「種」が生まれていますが、実用化に向けて芽を出すまでに大変な努力を要します。リバネスならびにパートナー企業によって開催する「テックプランター」は、これを発掘し、ビジネスまで芽吹かせるプランターとしての役割を担うことを目的としたプログラムです。「第3回マリンテックグランプリ」は、リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、エネルギー等)の技術シーズと起業家の発掘育成を目的としたビジネスプランコンテストです。
→マリンテックグランプリ
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2019年3月1日〜2019年7月12日
応募方法
ウェブサイト( https://id.lne.st/pre_regist?s=tp )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
審査基準
リバネスおよびダイヤモンドパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1. 新規性 2. 実現可能性 3. 世界を変えそうか 4. パッション
表彰
最優秀賞
(賞金30万円+事業投資500万円を受ける権利)1件
企業賞
(賞金20万円)10件程度を予定
主催
応募からの流れ
エントリー開始 3月1日(金)
ウェブサイト(https://id.lne.st/pre_regist?s=tp )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。また、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを教える説明会を大学単位、個別に開催しています。お気軽にお問い合わせください。
キックオフ 大阪6月23日(日)、東京 6月30日(日)
リバネスおよびパートナー企業、エントリーチーム(エントリー先着順にて定員に達し次第〆切)が集まり、交流を行います。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は審査には関係しません。
1次選考:書類審査 7月13日(土)〜
リバネスおよびダイヤモンドパートナー企業によって構成される審査員により、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。また、プレゼンテーション審査に向けた個別面談(オンラインも可)を希望者に対して実施します。
ファイナリスト決定 8月上旬
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、ダイヤモンドパートナーとの事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
テックプランデモデー(最終選考会) 9月
リバネスおよびダイヤモンドパートナー企業のエグゼクティブが審査員つとめ、7分間のプレゼンテーションおよび質疑応答を行います。最終選考会はセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業のみが参加します。審査終了後、表彰式を行います。
マリンテックグランプリ 9月28日(土)
ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能などを主な対象としたファイナリスト12チームについてプレゼンテーション審査を実施します。
マッチング支援期間 10月〜
デモデー終了後も継続してベンチャーとリバネスの連絡窓口はオープンにしており、事業化に向けたディスカッションが可能です。法人化するところから、試作開発、資金調達、研究開発などの幅広い立ち上げ期の課題に対応しています。また、ベンチャーとパートナー企業の協業マッチングも盛んになり、事業開発の支援を行っています。
超異分野学会 リアルテックベンチャーオブザイヤー表彰式 3月
2014年以降テックプランターに参加したすべてのエントリーチームの中から、「これから成長しそうなスタートアップ企業」を選出し、表彰式を行います。表彰式にはパートナー企業や様々な分野の研究者、町工場、ベンチャー支援機関、自治体などが集まり、デモデーからの進捗を知らせるとともに、事業連携の機会を見つけることができます。
昨年の様子
グランプリ概要
グランプリ名 | 第3回マリンテックグランプリ |
---|---|
主 催 | 主催 日本財団、一般社団法人 日本先端科学技術教育人材研究開発機構、株式会社リバネス |
場 所 | 東京コンファレンスセンター・有明 (東京都江東区有明3-7-18 有明セントラルタワー4F) |
開催日時 | 2019年9月28日(土)13:00-19:00 (交流会 19:10-20:30) |
参加対象 | クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、ライトニングトーク参加者、ダイヤモンドパートナー、経営支援パートナー、スポットパートナー、プロフェッショナルパートナー、スーパーファクトリーグループ、アカデミアの研究者、学生) |
スポットパートナー
当日のタイムライン
13:00-13:30 開会・主催者挨拶
13:30-14:30 最終選考プレゼン①~④
14:30-14:45 休憩
14:45-15:45 最終選考プレゼン⑤~⑧
15:45-16:00 休憩
16:00-17:00 最終選考プレゼン⑨~⑫
17:00-17:50 審査時間・スポットパートナー紹介・ライトニングトーク
17:50-19:00 審査結果発表および表彰式
19:00-19:10 写真撮影
19:10-20:30 交流会
審査員
大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。大学・地域に眠る経営資源や技術を組み合せて新事業のタネを生み出す「知識製造業」を営み、世界の知を集めるインフラ「知識プラットフォーム」を通じて、200以上のプロジェクトを進行させる。ユーグレナ技術顧問など、多数のベンチャー企業の立ち上げにも携わるイノベーター。
1990年に大学卒業後、日本船舶振興会(当時)に入り、広報や国内の公益事業を担当した後、2000年に海洋事業部に配属。以後18年間にわたり、国内外の海洋に関するプロジェクトに携わってきた。11年からは常務理事として海洋部門を統括し「次世代に海を引き継ぐ」をテーマに事業を展開している。
東京生まれ。1988年日本ユニシス株式会社入社。システム職として主として金融分野を担当。地域金融機関(地方銀行・信用金庫)向け基幹系システムの開発・運用および客先適用サービスに従事。2016年より金融システム第二本部長、2019年4月より現職。日本ユニシスの注力領域であるネオバンク戦略のもと、デジタルトランスフォーメーションを実現するプラットフォームの提供を担当。
繊維強化複合材G グループリーダー
1992年 九州大学 総合理工学研究科修士課程修了。三井石油化学工業入社後 ポリオレフィンを中心にした高分子ポリマーアロイに関わる研究開発に従事。その後 事業部でのマーケティング、モビリティーを中心にしたR&D戦略企画を推進。2016年より現職。
設備企画室長
1992年 新日本製鐵株式会社(現日本製鉄株式会社)入社。エンジニアリング事業本部において、機械設備技術・溶接技術分野の研究開発業務に従事。プロジェクトにおいては主に自動化技術の施工管理を担当。2003年から3年半のロシアでのプロジェクト、2013年から5年間のシンガポール駐在を経て、2018年4月より海洋プロジェクト管理室、2018年9月より現職。
1977年岡山県生まれ。2000年小橋工業株式会社入社。同社開発部に配属以来、オートあぜ塗り機ガイアを始め、耕耘爪やローターなどの農業機械の新商品開発に従事、60件以上の特許出願と意匠登録に関わるなど、開発の中核を担う。2018年4月に東京研究所の設立に携わり、ベンチャー・研究者等と連携した技術課題解決と新規開発の進行を主導。2019年7月に東京研究所所長就任、現職。
事業企画部 部長
1991年東海大学工学部卒。同年荏原製作所入社。環境プラント事業部門にて、火力発電所向けの新技術を用いた排ガス脱硫脱硝設備の実機1号機建設プロジェクトに設計担当として参画。その後、Waste to Energy関連の建設プロジェクトにコスト管理担当として参画。2017年より、事業企画部門にてSDGsに関する取組み、新事業開発等に従事。2019年より現職。
1998年、帝人株式会社(現 帝人ファーマ株式会社)に入社し、10年間、医療機器分野で海外ベンチャーとの協業、臨床試験も含む研究開発、薬事承認等の専門業務に従事。その後、6年間の米国駐在を含めた10年間、新規事業分野で国内外の有望ベンチャーの発掘、契約交渉、新規事業企画、事業開発に従事。これまでの経験を活かして日本を元気にすべく、2018年5月より、現職で新規事業創出に従事。
1978年大阪大学基礎工学部卒、大日本印刷株式会社入社。1986年中央研究所にてバイオ、ディスプレイ、コンバーティング関連の新製品開発に従事、1999年ITビジネス調査などを担当後、2003年研究開発・事業推進本部長、2005年情報コミュニケーション研究開発センター長、2007年研究開発センター長、2009年新規事業開発プロジェクトリーダー、2012年hontoビジネス本部ビジネス開発ユニット長を経て2015年より現職。
1984年京都外国語大学外国語学部中国語学科卒業。1989年川崎重工業入社。1990年北京赴任、1992年本社海外拠点最年少の海外事務所長に就任、中国駐在計2回13年の期間中、現地法人第一号設立以降多くの現地拠点設立に携わる。2013年理事・海外総括部長。2017年よりイノベーション部を設立し、部長に就任。以来、スタートアップ等1200以上とコンタクトし、既存事業に対するシナジー、新規事業両面の探索や社内イノベーション文化の定着を図っている。
1983年京都大学農学部卒。同年日本水産株式会社へ入社。1985~1987年東京大学応用微生物学研究所受託研究員。1990年博士。1991~1993年NIH(米国立衛生研究所)博士研究員。1999年生化学研究室長、2007年より中央研究所長。2016年より執行役員。水産分野、養殖分野の高度化等に取組む。
1983年京都大学農学部卒。同年日本水産株式会社へ入社。1985~1987年東京大学応用微生物学研究所受託研究員。1990年博士。1991~1993年NIH(米国立衛生研究所)博士研究員。1999年生化学研究室長、2007年より中央研究所長。2016年より執行役員。水産分野、養殖分野の高度化等に取組む。
1969年東京生まれ、早稲田大学商学部卒。コンサルティング 業界(アンダーセンコンサルティング、A.Tカーニー)にて約7 年情報通信関連ベンチャー企業(フォーバルテレコム、サイボウズ、フィードパス)約12年の経験を経て、2011年代表を務めていたフィードパスのヤフーによる買収を機にヤフーに入社。新規事業企画、M&A、グループ会社管理等を担当後、2015年10月ツネイシホールディングス入社、2016年1月より執行役員として経営企画部門を担当(現任)同年4月CVC子会社 のツネイシキャピタル(現ツネイシキャピタルパートナーズ)を設立、代表取締役社長就任(現任)ベンチャー投資事業及ひ゛グループ全体のM&A等による新規事業開発を担当。
ファイナリスト
接着困難なプラスチック、ゴム、金属、FRP等を表面改質して、分子間結合による強い接着を可能とする新技術である。疎水性材料の水性塗装も可能にする。自動車、航空機、船舶等の金属減少による軽量化、各種機器・船底等の高耐久性塗装の実現に有効である。
- DNP賞
- 川崎重工業賞
風力のみで推進する無人自動操船ヨットを開発。漁業従事者の後継者不足問題や動力船による地球温暖化ガス排出の解決を目指す。漁業支援、海上・海中・海底など各種サーベイランスの実施、海洋エネルギーで作った水素の運搬への活用も視野にいれている。
塩分混じりの海洋廃プラ等混合廃棄物を、洗浄分別を必要とせず無酸素状態で熱分解し、副産物として発生する油(燃料)、炭化物や金属などの資源を回収できるプラントを実用化。昨今大きな問題となっている海洋ごみの効率的かつ経済的な処理に役立てたい。
- 小橋工業賞
広域スポーツでは、選手やコースの位置把握が難しく観客が把握できない場合も多い。複数ドローンによる空間管理・位置推定・画像処理技術により、臨場感ある映像とマイナースポーツの素晴らしさの発信を行い、選手・レフリーのスキルアップにも貢献する。
「ドローン物流向け運行管理システムの提供およびドローン物流に関するコンサルティング」「小型気象観測器販売・気象データ提供」「産業用ドローンの提供」の3つのソリューションの提供により、ドローン物流事業者のサービスを支援していく。
- 最優秀賞
- 三菱電機賞
持続可能な水産業を目指す上で養殖事業者の労働環境の改善は急務である。世界初の魚群の誘導制御を可能にする技術を活用した製品を養殖用水槽・生簀を設置し、養殖生産の自動化を目指す。
- 日本ユニシス賞
- 日本財団賞
海洋に浮遊・漂着したプラごみを原料にしてメタン回収する。事業の根幹は、樹脂等を亜臨界水処理することでメタン発酵原料に変えること。さらに、亜臨界水処理装置を車載搭載することによって、地理的な制約を受けずにプラごみのメタン化を実現する。
- 荏原製作所賞
人類の出すプラスチックゴミは海洋における非分解性ゴミとして生態系に多大な影響を及ぼしている。我々は新規遺伝子探索技術を基にプラスチック分解海洋微生物を探し出し、生物による生態環境回復を目指す。
上空の風で発電する「空中風力発電」を実用化させる。シンプルで小型なシステムを用いて、風速や風向きの影響・倒壊リスク・低発電効率など既存の風力発電の問題を解決する。将来的に、途上国や被災地、船上などでの安定的な電力供給を目指す。
- 損保ジャパン日本興亜賞
低濃度塩水による魚の蓄養技術と電気刺激による高鮮度保持処理により、魚の身質の高品質化を達成。従来雑魚扱いされていた魚を高値で売ることができる、この独自技術を活用し、乱獲で生計をたてる漁師の働き方改革への貢献を目指す。
- 日鉄エンジニアリング賞
廃タイヤに代表される加硫ゴム廃棄物は日本国内だけでも年間数百万トンに上る。廃ゴムは環境中では容易に分解しないために海洋に流出した場合には海洋汚染に直結する。本研究では、キノコのちからを活用し、廃ゴムのリサイクルを目ざしたい。
- 三井化学賞