お知らせ
趣旨と目的
OKAYAMA TECH PLANTER(岡山テックプランター)は、地域発の技術をベースとした新規事業の創出とベンチャーの育成・支援によって、大学・研究機関等から生まれた研究成果が、自立的かつ継続的に社会で実装され地域の産業を育む、新たなエコシステムの構築を進めるプログラムです。その一環として、事業プランを発表する「第3回岡山テックプラングランプリ」を開催します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人設立前でもOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2020年10月1日(木)〜2021年1月3日(日)
応募方法
ウェブサイト( https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
審査基準
株式会社リバネス、株式会社中国銀行およびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
表彰
最優秀賞…1件
企業賞 …数件を予定
主催
特別共催企業
地域開発パートナー
協力
後援
所在地・面談場所
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル5階
株式会社リバネス 東京本社
TEL:03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
〒552-0007 大阪府大阪市港区弁天1-2-1 大阪ベイタワーオフィス6階
株式会社リバネス 大阪本社
TEL:06-6125-5622 FAX:050-3737-5299
E-Mail:[email protected]
担当:石尾
※面談は岡山県内での直接訪問や、オンライン(Zoom、Skype、Hangout、Whereby 等)でも実施いたします。
応募からの流れ
10月1日(木) エントリー開始
ウェブサイト( https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
書類エントリーでは、チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。
エントリー期間中、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを教える説明会を大学単位、個別に開催します。お気軽にお問い合わせください。また、個別面談(オンラインも可)を希望者に対して実施します。
1月13日(水) エントリー締切 ※1月4(月)から延長しました
締切までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。
1月22日(金) ファイナリスト発表
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
2月6日(土)第3回 岡山テックプラングランプリ最終選考会
株式会社リバネスおよびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。最終選考会は、出場者およびパートナー企業によるクローズドでの開催となります。審査終了後、表彰式を行います。
グランプリ概要
グランプリ名 | 第3回岡山テックプラングランプリ |
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場 所 | 中国銀行本店3階大ホール |
開催日時 | 2021年2月6日(土)13:00-19:00 |
参加対象 | クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、パートナー企業、地元企業や大学の方々) |
当日のタイムライン(予定)
12:30〜13:00 開場
13:00〜13:25 主催者・パートナー企業挨拶
13:25〜13:40 基調講演
13:40〜14:25 最終選考プレゼン(Presenter1〜3)
14:35〜15:20 最終選考プレゼン(Presenter4〜6)
15:30〜16:15 最終選考プレゼン(Presenter7〜9)
16:15〜17:15 審査時間・情報交換
17:15〜18:15 審査結果発表および表彰式
18:15〜19:00 情報交換
審査員
東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻博士課程修了、博士(農学)。大学院在学中に理工系学生のみでリバネスを設立。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。大学・地域に眠る経営資源や技術を組み合せて新事業のタネを生み出す「知識製造業」を営み、世界の知を集めるインフラ「知識プラットフォーム」を通じて、200以上のプロジェクトを進行させる。ユーグレナなど多数のベンチャー企業の立ち上げにも携わるイノベーター。
1957年生まれ。中小企業診断士。1980年に岡山大学法文学部(経済学科)を卒業し、中國銀行(現、中国銀行)に入行。2003年から日生支店長、府中支店長、融資部長を歴任。2013年に取締役に就任し四国地区本部長、本店営業部長。2017年に常務取締役、2019年より現職。同年、岡山経済研究所の専務理事、岡山イノベーションプロジェクトの実行委員長に就任。岡山の創業機運の醸成を図り、本質的な地方創生の実現を目指すため、熱い想いで若き創業者・第二創業者支援の最前線に立っている。
1982年岡山県生まれ。早稲田大学大学院経営管理研究科修了。2008年小橋工業株式会社入社。2016年同社代表取締役社長に就任。2017年KOBASHI HOLDINGS株式会社を設立、代表取締役社長に就任。1910年の創業以来、農業の機械化を推進し、農業分野の課題解決に尽力。長年培ってきた知識や技術を応用し、スタートアップ企業とイノベーションを共創し、地球規模の課題解決に取り組む。
1967年岡山県生まれ。岡山大学大学院医学研究科博士課程修了。岡山大学病院にて約20年間、腎臓内科医として勤め2011年に同大教授に就任。2014年に事業継承し、株式会社カワニシホールディングス取締役、2015年同社代表取締役社長に就任。同社は、1921年の創業以来、医療機器販売業、介護事業を中心とし、医療機関から大学・企業の研究所、介護施設、個人まで医療に関する幅広いソリューションを提供している。現在も、兵庫県立大学、岡山大学大学院にて研究指導をするほか、岡山大学病院の診療講師として診察を行う。研究やビジネスを通じて、医学・医療の発展に貢献し、健康寿命の延伸に寄与することを目指している。
1983年、千葉大学工学部画像工学科写真工学専攻卒業、富士ゼロックス株式会社に入社、総合研究所にてデジタルフルカラー複合機の研究開発に従事。2010年、米国ゼロックスのオープンイノベーションスタイルを日本に持ち込み、みなとみらい産学官連携プラットフォームを設立、ラボ長としてインキュベーション事業を推進。その後、ヘルスケア事業部長として、診療情報や製薬情報を扱うソリューション事業を統括。2019年、公募により津山市の外郭団体「つやま産業支援センター」の統括マネージャーに就任。2021年、株式会社ガットに入社、取締役経営戦略室長として「レジェリエンス = 様々な変化や困難に対して、強くしなやかに生き抜く力」を大切に、地域内外の人脈と知恵、資産を最大限に活かし、SDGsに寄与する新たな事業開発の緒に就く。
岡山県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。学生時代に学生組織AIESEC日本委員会の海外インターンシッププログラムに参加。同日本委員会委員長を務めた。74年にナカシマプロペラ入社、96年に同社社長、2021年より同社代表取締役会長。舶用機器・IT・医療事業などグループ18社を統括するナカシマホールディングス社長を兼務する。多角化経営と地域貢献の功績により2016年に第14回渋沢栄一賞を受賞。
1978年生まれ。倉敷市出身。早稲田大学第一文学部卒業。在学中よりSOHO&テレワークの調査研究と共同事業開発に取組み、経営コンサル会社取締役を経て、独立。300社を超える経営指導と30社を超える創業支援を担う一方、自らも地元・倉敷を拠点に、サテライトオフィス『住吉町の家 分福』や、「高梁川流域学校」等のプロジェクトを手掛ける。一般社団法人高梁川プレゼンターレ代表理事。倉敷水島航空宇宙クラスター研究会(MASC)では、事務局長を務める。
入社後、主に民間企業のSIビジネスの営業として、また新規事業(デジタルビジネス)や地方創生事業などに従事。現在、中国地方を管轄し、地元感覚の自分ごとで産・学・官・金連携で地域社会の課題解決に取り組む。
宮城県仙台市出身。2009年、東北大学経済学部卒。研究開発型の半導体スタートアップで経営企画を経て、2015年にリアルテックファンドに参画。2020年3月に地域発リアルテックベンチャーへ投資する「グローカルディープテックファンド」を組成、地方から世界の課題解決を目指す。主な投資領域は、エレクトロニクス・新素材・医療機器・ヘルスケアなど。
ファイナリスト
当社が独自に開発した「成形メディエーター法」によりプラスチックを高性能化し応用の可能性を広げます。例えば、耐熱性や強度などの性能を大幅に向上できるため、これまで樹脂化が困難であった金属代替用途を可能にし新産業等に貢献することを目指します。
現在の口腔ケア用品には殺菌剤として塩化セチルピリジニウム(CPC;0.05%)が繁用されているが,多糖類のプルランをリン酸化したものと混合すると,CPC濃度を1/5としても同等の殺菌作用を長時間維持できた。これを応用して,洗口剤(特に高齢者や病弱者に有効)の開発を目指した。
岡山県下の微細金属加工技術を活かして,精密な液滴・微粒子・カプセル・微細繊維を連続生産できる技術を熟成してきました。なかでも従来の紡糸技術では到達できなかったナノ繊維を1本の糸として連続して湿式紡糸できることを世界で初めて実現し,新しい繊維製品の可能性を開拓しています。
エンジン、モータに次ぐ第三の駆動機構である積層型静電アクチュエータSimple-ton®の産業化を目指す。Simple-tonは人や動物の動きさながらのロボットやロボットスーツを実現するマッスルライクな直動型アクチュエータである。ブレード・ナセルレスで、台風でも発電できる堅牢な発電機構造を兼ね備える。
母子手帳は、現代においてもデジタル化が普及していない。また妊娠時の生活環境は予防医学的に重要な因子であるにもかかわらず、現在の母子手帳では対応できていない。よって、既存の母子手帳をデジタル化、妊娠時の生活環境を予防医学に繋げるデータベースの構築を可能とし、AIを用いたデジタルデータの精度向上と医療ビッグデータの利活用による新産業の創生を行う。
灌水施肥には、過剰施肥による土壌・水質の汚染の抑制や、緩やかな施肥による苗のストレスの低減などが期待できるが、いかに運用すべきかについては勘に頼ることが多い。気候制御灌水施肥コントローラーによって、勘を「見える化」し、農産物の高品質安定化と収穫量を増加を実現する。
廃棄カキ殻を当社独自の湿式ボールミル製法によって、高品質な炭酸カルシウム微粉末“ORGANIC Calcium MICROPOWDER”の生成に成功した。画材・工芸素材(吉備胡粉)/スポーツ関連(滑り止めチョーク)/土壌改良関連/農業・畜産関連/バイオマス関連/メディカル・ヘルスケア関連などの分野に順次事業展開を図る。
DLCは、極薄・強靱・半永久耐性・非アレルギー性・無毒性・低炎症反応性のコーティング素材である。さらに、官能基付加等で様々な性質変化が可能で、生体反応もコントロールできる可能性がある。DLCを医療用コーティングの次世代プラットフォームとして発展させる事が本テーマの目的である。
世界の自動車が電気自動車に変わる低炭素社会でも、大型車のためのディーゼル燃料は必要であり、その燃料は植物油から調製するバイオディーゼル燃料(BDF)で代替されるべきである。BDF調製の際副成されるグリセリンを、ワンポットで乳酸二量体(ラクチド)に転換する化学プロセスの開発が目的である。