― 2018年 ―

沖縄テックプラングランプリ聴講者募集中!
11月4日

参加お申込みはこちらから

第1回琉球テックプラングランプリは2017年12月16日(土)に開催され、
盛況のうちに終了しました、ご来場、ありがとうございました。

お知らせ
趣旨と目的

株式会社リバネスは、日本で唯一の亜熱帯地域である沖縄県特有の地域資源や課題から生まれる科学技術の研究の種をビジネスに育てる年間プログラム「OKINAWA TECH PLANTER(沖縄テックプランター)を運営しています。本プログラムを通して、沖縄から世界を変えようとする研究者および企業が持っている研究成果の種を発掘し、事業化や起業などの社会実装に向けてサポートを行います。

対象

リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方

※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。

募集期間

2018年8月1日(日)〜2018年9月15日(土)

応募方法

ウェブサイト( https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。

審査基準

株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。

1.新規性 2. 実現可能性 3. 世界を変えそうか 4. パッション

表彰

最優秀賞…1件

企業賞 …数件を予定

主催
株式会社リバネス
2018年度パートナー
沖縄製粉株式会社
株式会社沖縄銀行
株式会社国際システム
損害保険ジャパン日本興亜株式会社
日本トランスオーシャン航空株式会社
日本ユニシス株式会社
ロート製薬株式会社
お問合せ先

〒552-0007
大阪府大阪市港区弁天1-2-1 大阪ベイタワーオフィス6階
TEL:050-1743-9799 FAX:050-3737-5299
E-Mail:[email protected]
担当:福田

〒901-0152
沖縄県那覇市字小禄390-102
TEL:098-996-1404
FAX:050-3737-6374
E-Mail:[email protected]
担当:金城

所在地・面談場所

〒901-0152
沖縄県那覇市字小禄390-102
株式会社リバネス(担当:金城)
TEL:098-996-1404 FAX:050-3737-6374
Mail:[email protected]

※オンライン面談も可能です。

応募からの流れ

8月1日(水)エントリー開始

ウェブサイト( https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。また、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを教える説明会を大学単位、個別に開催しています。お気軽にお問い合わせください。

9月15日(土) エントリー締切

10月4日(木) 書類選考

9月15日までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。また、プレゼンテーション審査に向けた個別面談(オンラインも可)を希望者に対して実施します。

10月8日(月)ファイナリスト決定

書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。

11月4日(日)沖縄テックプラングランプリ 最終選考会

パートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。最終選考会はセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業に加えて、地元企業や大学の方々も参加します。審査終了後、表彰式を行います。

昨年の様子 詳細はこちら

グランプリ概要

グランプリ名 沖縄テックプラングランプリ
場 所 琉球大学 50周年記念会館(研究者交流施設)
〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町字千原1番地
開催日時 2018年11月4日(日)13:00-17:00 (懇親会 17:30-19:00)
参加対象 セミクローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、パートナー企業、地元企業や研究者・学生)

当日のタイムライン(予定)

12:30     開場
13:00〜13:20 開会挨拶 趣旨説明・審査員紹介
13:20〜14:20 最終選考プレゼン ファイナリスト4チーム×15分
14:20〜14:30 休憩
14:30〜15:45 最終選考プレゼン ファイナリスト5チーム×15分
15:45〜15:55 休憩
15:55〜16:30 ライトニングトーク
16:30〜16:55 表彰式
16:55〜17:00 閉会挨拶
17:30〜19:00 懇親会

審査員

株式会社リバネス
取締役副社長CTO
井上 浄

東京薬科大学大学院薬学研究科博士課程修了、博士(薬学)、薬剤師。リバネス創業メンバー。博士過程を修了後、北里大学理学部助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教を経て、2015年より慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授、2018年より熊本大学薬学部先端薬学教授、慶應義塾大学薬学部客員教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上げや研究所設立の支援等に携わる研究者。

株式会社沖縄銀行
法人部 部長
又吉 司

1989年琉球大学法文学部経済学科卒業後、沖縄銀行入行。審査部第2部、法人融資部、営業統括部を経る中で、中小企業基盤整備機構、県内企業にも出向。2016年から法人部、2018年4月に法人部部長に就任。現在に至る。中小企業診断士。

日本トランスオーシャン航空株式会社
価値創造推進部付
琉球大学派遣(社長特命担当)
仲栄真 智

1983年南西航空株式会社(現日本トランスオーシャン航空株式会社)入社。同社営業部、先島空港業務委託設立準備委員会、業務部、那覇空港支店業務部を経て、2005年八重山支社石垣空港所所長に就任。その後、空港部部長、那覇空港支店業務部部長を歴任し、2010年執行役員八重山支社長、常勤監査役を経て、2017年10月に価値創造推進部 琉球大学派遣(社長特命)に就任。現在に至る。

日本ユニシスグループ
株式会社国際システム
代表取締役社長
木村 升

長野県出身。1983年、日本ユニバック(現日本ユニシス)入社。システムエンジニアとして、証券会社・保険会社を中心に担当。2015年から現職。国際システムは、県内企業からも出資を受ける創業36年目の沖縄県のユニシスグループ会社。変革なければ存続なしを合言葉に、沖縄の社会課題を解決し県内労働生産性向上に貢献し沖縄の豊かで明るい未来を築くことを目指し、人材を人財とし、社員と家族の幸せを大切にしている。

ロート製薬株式会社
アグリ・ファーム事業部 部長
中川 喜隆

ロート製薬(株)に1995年に入社。大阪3年・九州2年・東京11年の間、薬・化粧品の営業に従事。2011年に経営企画部に異動し新規事業を検討。2013年にロート初の薬膳レストラン「旬穀旬菜」の立ち上げと運営を行う。2014年には石垣島に移住し(2年間)アグリビジネスに携わる。2016年よりアグリ・ファーム事業部部長。パレタス、北辰フーズ、はじまり屋、ビオスの丘など食やアグリ事業を管轄。現在は農業生産法人やえやまファーム、(株)ケレス沖縄の社長を兼任。ロート製薬の地域の食事業を軌道に乗せるべく奮闘中。

最終選考会ファイナリスト

Knowledge Flow
【発表者】瀬名波 出
海洋バイオマスによる持続可能な循環型社会の実現

⽕⼒発電所などから出るCO2を海⽔に溶かし、それを海藻に与えることで藻類の成⻑性を約4.6倍⾼めることに成功。本技術で育てた海藻から、⾷料・飼料だけでなくバイオ燃料やバイオプラスチックを開発し、島嶼地域に適した持続可能な炭素循環型社会を提案する。

チームSORAMIZU
【発表者】福本 晃造
空気を原料とする飲料⽔製造装置

本テーマでは、空気中から⽔を製造する装置の開発・製造・販売をねらっている。安全な⽔の確保に⼤きな問題を抱える国・地域のほとんどが南北回帰線に挟まれた地域に集中しており、中でも熱帯および亜熱帯の⾼温・多湿度地域では、島嶼地域であることなどの理由により、安全で安定した⽔質を持つ⽔源の確保が難しい。先進国でありながら亜熱帯に位置する沖縄を研究拠点として、空気中に含まれる⽔分から飲料⽔を製造する装置の開発を⾏う。

FCABプロジェクト
【発表者】中川 鉄⽔
アンモニアボランを使ったポータブル充電装置の開発

世界中どこにでもある原料を使って合成できるアンモニアボランを使い、他の物質と混ぜるだけで⽔素を出して燃料電池に⼊れて携帯などに充電するシステムを開発する。

ケトンフーズ
【発表者】佐藤 拓⼰
脳を前向きにするケトン体を毎日食べたい

沖縄県⼯業技術センター発の製造技術であるポリケトン粉末を食べて脳を前向きにすることを⽬指している。ポリケトンはバクテリアで⽣産され、ケトン体が重合したものであり、無味無臭の粉末であり、コストは低く、他の食材に混ぜられる。ポリケトンを食べると血中のケトン体濃度は有意に増加し、脳にエネルギー基質として直接作用して、脳を前向きに変え、ヒトの生活を一新させることができる。

食べ合わせ推進研究会
【発表者】岩崎 公典
機能性成分の食べ合わせによる抗腫瘍作用の実現

薬に飲み合わせがあるように、食品機能性成分にも食べ合わせがあるはずである。当ラボでは機能性成分の食べ合わせを利用した新しい機能性の実現を目指している。特に抗腫瘍活性に注目しているが、食品由来成分である以上、増殖抑制や細胞毒性を期待するのは難しいことが予想された。本発表では栄養代謝阻害活性成分から得られたあらたな抗腫瘍活性の可能性と、その将来性について紹介する。

Shoreditch-son
【発表者】Zachary Bell, Ph.D.
Nutrition-tech

栄養サプリメント業界の⼤きな問題点は、その商品の顧客が限定されておらず、ターゲットが⾮常に曖昧で不明瞭であることです。スポーツ競技者がより良いパフォーマンスを⾏うために必要とする栄養素は、その個⼈がどの競技を⾏っているかによって異なります。shoreditch-son(ショーディッチソン)は、スポーツ競技者が個々の能⼒を向上させるための、パーソナライズ化したサプリメントを開発し、個別にマッチングしたサプリメントをターゲット顧客に提供することで、この業界に特有の問題を、グローバル規模に解決します。

株式会社沖縄リサーチセンター
【発表者】禹 済泰
高純度ノビレチン粉末製法と生体機能改善への応用:排尿障害改善

ノビレチンは、様々な健康機能が知られている柑橘由来成分で、特に沖縄で栽培されているシークヮーサー果⽪に多く含まれている。弊社は、毎年2,000トン以上も廃棄されているシークヮーサージュース搾汁残渣を有効活⽤し、ノビレチンを、⾼純度で含有する粉末の効率的な独⾃製造法を確⽴している。さらに、弊社の⽤途発明であるノビレチンの排尿機能改善作⽤を基盤とした、新規機能性⾷品や化粧品開発を通して、⼈類の健康幸福寿命を延ばすことを⽬的とする。

FruiTech(フルーテック)
【発表者】⽟城 史朗
果実の早期収穫と品質向上を⽬指した施設園芸システムの開発

マンゴー⽣産の施設園芸におけるIoTを基盤とした環境計測と環境制御技術の開発」から得られた知⾒を基に、マンゴーなど果実の品質⾃動識別装置を開発する。

Amaranthus
【発表者】仲宗根 喜⼤
葉野菜⽤アマランサスの家庭⽤⽔耕栽培器および栽培記録ポータルシステムの開発

沖縄県では輸送コスト、台⾵、夏の強い⽇差し等の問題によりスーパーに並ぶ葉野菜の種類が少なくなりがちだ。 本プロジェクトでは植物⼯場にくらべてリスクの⼩さい家庭⽤⽔耕栽培装置をより効率的に活⽤するためにその装置の開発と、各種センサによるデータをポータルシステムで共有できるシステムを構築をおこなう。まずは沖縄の亜熱帯性気候でも⼀年中容易に栽培できる葉野菜⽤アマランサスに特化した家庭⽤の栽培装置の開発し、将来的に様々な野菜の栽培装置への拡張をめざす。