お知らせ
趣旨と目的
科学技術や情熱をもって大阪から世界を変えようとするチームを発掘・育成することを目的に「第2回大阪テックプラングランプリ」を開催します。
「大阪テックプランター」は、関西圏の技術シーズ(ベンチャー)を発掘・育成することにとどまらず、アジア圏のスタートアップも国際空港を有する大阪に呼び込み、2024年のうめきた2期地区の先行まちびらき、そして2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、大阪をヘルスケアやものづくりの国際ハブにすることを目指します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2020年7月21日(火)〜2020年9月25日(金)
応募方法
ウェブサイト( https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
審査基準
株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
表彰
最優秀賞…1件
企業賞 …数件を予定
主催
特別連携機関
地域開発パートナー
所在地・面談場所
株式会社リバネス 大阪本社
〒552-0007 大阪府大阪市港区弁天1-2-1 大阪ベイタワーオフィス 6階
(担当:戸上・磯貝)
電話:050-1743-9799 FAX:050-3737-5299
※面談は、オンライン(Zoom、Google Meet、Teams、Skype、whereby 等)でも行なう予定です。
応募からの流れ
7月21日(火)エントリー開始
ウェブサイト( https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。エントリーについてご質問等ある場合、個別にご相談の機会(お電話、オンラインミーティング等)を設けることも可能です。お気軽にお問い合わせください。
また、エントリーチーム(申込み先着順にて受付け、定員に達し次第〆切)に向けた説明会も行ないます。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は、審査には関係しません。
9月5日(土)キックオフイベント
リバネスおよびパートナー企業、エントリーチーム(申込み先着順にて受付け、定員に達し次第〆切)、これまでの大阪テックプランター参画チーム等が集まり、交流を行ないます。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は、審査には関係しません。
9月25日(金) エントリー締め切り
9月25日までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、希望者には応募内容に対するフィードバックを行ないます。
10月下旬 ファイナリスト決定
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談も設定可能です。
11月21日(土)第2回大阪テックプラングランプリ(最終選考会)
株式会社リバネスおよびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行ないます。最終選考会は、出場者およびパートナー企業によるクローズドでの開催となります。審査終了後、表彰式を行ないます。
グランプリ概要
グランプリ名 | 第2回大阪テックプラングランプリ |
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場 所 | 梅田スカイビル会議室 (大阪市北区大淀中1-1 タワーウエスト22階) |
開催日時 | 2020年11月21日(土)13:00-18:20 |
参加対象 | クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、パートナー企業、地元企業や大学の方々) |
当日のタイムライン(予定)
12:30-13:00 開場
13:00-13:25 主催者挨拶
13:25-13:45 基調講演
13:45-14:30 最終選考プレゼン(Presenter①〜③)
14:30-14:40 休憩
14:40-15:25 最終選考プレゼン(Presenter④〜⑥)
15:25-15:35 休憩
15:35-16:20 最終選考プレゼン(Presenter⑦〜⑨)
16:20-17:20 審査タイム/会場投票・ライトニングトーク/ポスターセッション
17:20-18:20 表彰式・閉会式
審査員
東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻博士課程修了、博士(農学)。大学院在学中に理工系学生のみでリバネスを設立。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。大学・地域に眠る経営資源や技術を組み合せて新事業のタネを生み出す「知識製造業」を営み、世界の知を集めるインフラ「知識プラットフォーム」を通じて、200以上のプロジェクトを進行させる。ユーグレナなど多数のベンチャー企業の立ち上げにも携わるイノベーター。
開発事業本部 うめきた事業部部長
形成推進協議会を代表して)
1990年、京都大学工学部建築系学科卒業後、阪急電鉄(株)に入社。車掌研修を経て、建築計画・工事部門にてオフィス、マンション棟の設計・現場管理に携わった後、第3セクターに出向してニュータウン彩都の開発事業に従事し、2000年バイオビジネスコンペの企画、企業用地誘致、住宅地開発等を担当。阪急電鉄に復職後、駅建築の責任者として摂津市駅、西山天王山駅等の新駅建設に携わり、鉄道部門の営業担当、能勢電鉄(株)への出向を経て、2017年よりうめきた2期開発計画に携わっている。
研究開発室 技術研究所 基盤技術研究室(研究支援) 主幹
昭和63年 関西電力株式会社に入社。平成12年に研究開発室 技術調査グループにて新技術の調査を担当。その後、エネルギー利用技術研究所において、主にSOFCの研究に従事し、10kW級システムの開発などを実施。平成25年より研究開発室知財部長として、関西電力知的財産戦略の検討に従事、平成31年からは技術研究所基盤技術研究室(研究支援)主幹として、技術研究所の管理、研究員への支援を実施。現在に至る。
テクノロジー・イノベーションセンター 副センター長 兼 CVC室長
2011年京都大学農学部卒、ダイキン工業入社。入社後、管理会計業務や2012年に買収した米国住宅用空調大手「Goodman社」のPMI等に携わる。2015年に社外留職で投資銀行業務を経験。帰任後、2017年にオープンイノベーションのグローバル拠点である「テクノロジー・イノベーションセンター」副センター長に就任。M&Aや出資等、コーポレートベンチャリングの推進を担当。2019年よりCVC室長を兼任。
鉄道本部イノベーション本部次長
1994年、西日本旅客鉄道株式会社へ入社。車両保守や運転士など鉄道現場を経験した後、本社の車両保守部門や、人事部門を経て、現在のイノベーション本部の前身である技術企画部へ。鉄道における将来のありたい姿を示す「技術ビジョン」を策定、その実現に向けたオープンイノベーションの導入、2023年に開業するうめきた(大阪)地下駅でのプロジェクトの推進、並行してデータソリューション室を立ち上げ、AIやデータを活用した鉄道設備のCBMなどの課題にも着手。本年、2020年6月にイノベーション本部を発足。株式会社JR西日本イノベーションズの非常勤取締役。
代表取締役 社長
大学卒業後、建材メーカーに就職。4年間プロの総合格闘家として過ごす傍ら、建材の現場施工の合理性を追求し、1988年に(株)パイオニア・コーポレションを設立。住宅用内装建具を鋼製化し工場生産を実現させ、工場での量産化に成功し現在の礎を築く。2006年に中国にて太陽電池の部材メーカーALCOMEを設立、参画。2008年に上海市場で社名をAKCOMEに変更、上場を果たす。2010年、太陽電池の部材メーカーであるソーラーテックを設立。最近は、ファンドを通じ、ドローンをはじめとした新技術の創出をサポートしている。
取締役 新規事業・食事業担当
1983年 早稲田大学 政治経済学部政治学科を卒業し、ヤンマーディーゼル(現ヤンマーホールディングス)に入社。28歳でヨーロッパで初めての現地法人立ち上げに関わり、帰国後は人事部、中国での小形エンジン事業の立ち上げのため合弁企業との総経理として中国に赴任する。その後 経営企画部長を経て2008年ヤンマー(株)取締役 2013年 常務取締役 2016年専務取締役に就任する。ヤンマーの主要事業であるアグリ事業の本部長として陣頭指揮をとったのち、インドでのトラクタ事業拡大のため地域統括会社会長としてインドに赴任するなど、海外の市場開拓の経験も豊富。2019年帰国後からヤンマーの新たな事業である“食事業”を担当。現在は、食事業・新規事業などの新分野の担当役員として現在に至る。
ダイレクトマーケティング部長 兼 アグリファーム事業部
早稲田大学理工学部卒、1998年にロート製薬に入社し、商品企画、広告などマーケティング業務に従事。経営企画、アグリファーム事業などで新規事業立ち上げ、運営にも携わる。2020年から現職(ダイレクトマーケティング部長)
法人業務部地域戦略室長
1995年関西学院大学法学部卒業、同年大和銀行(現りそな銀行)に入社。主に法人営業、中小企業取引の新規開拓専担業務を担当。2005年より不動産ファイナンス部門にて、REIT及びストラクチャードファイナンス業務、エクイティ出資業務、不動産アセットマネジメント事業立上げ準備等に従事。2017年に法人店舗の支店長を経験した後、2020年4月より関西みらい銀行法人ソリューション部長、2020年10月法人業務部地域戦略室長に就任し、現在に至る。
CS本部 イノベーション推進グループ 参事役
1996年株式会社泉州銀行(現:池田泉州銀行)入行、支店・本部にて法人関連業務に従事。株式会社企業再生支援機構(現:地域経済活性化支援機構)への業務出向、M&Aアドバイザリー室長、東大阪中央支店長等を経て、2019年4月より現職。
ファイナリスト
インジゴはジーンズの染料として世界で幅広く利用されるが、石油由来の有害物質を原料に製造される。当社は有害物質を使用せずに、バイオ技術を活用した安全なインジゴ製造法開発した。当技術で製造したインジゴの販売事業を行う。
毛髪は生体内の履歴を残す物質である。我々の技術はこの毛髪内部に保持された分子を革新的な方法で「見える化」する。この結果、これまでの手法では得ることのできなかった「過去から現在までのストレス履歴の可視化」を行うことが可能となり、労務環境改善、健康意識の改善など様々な場面に貢献する。
新興感染症や高齢化に伴う生活習慣病の増加など、世界的な疾病構造変化に伴い、迅速検査=POCTによる疾病の早期発見・管理が重要となる。当社は独自の免疫測定法GLEIAを駆使し、免疫クロマトの簡便性と大型検査機の高感度を備えたPOCTの実現を通じ、医療の質の向上と効率化に寄与する。
⾮可聴つぶやき(NAM)⾳声は、ささやき声よりもさらに⼩さく周辺に聞こえない程度の声を指し、普通の⾳声のような声帯振動も伴わないため、⾶沫拡散も呼吸程度に抑えることができる。⼀⽅で、⼀般的な空気伝導マイクロホンではNAM⾳声を検出することは難しい。そこで体内の⾁伝導⾳を検出可能な⽪膚密着型のマイクロホンを開発して⾳声信号を検出し、明瞭性の⾼い通常の⾳声に復元することで、⾶沫拡散防⽌型オンライン会議環境を実現する。
ネットワーク環境の乏しい工場内で求められるオフライン判定や、製造ラインの速度に耐えうる処理速度など、製造業では従来のクラウド型AIの導入に課題がある。そこで、AIモデルを圧縮した画像認識エッジAIにより、中小製造業へも導入可能な先端テクノロジーを普及させる。
スマホの先の技術革新には、視覚、聴覚のみのインタフェースから脱し、味覚、嗅覚、触覚へのアプローチが有効と考えられる。本事業では熱電半導体のペルチエ効果を利用して細やかな温度制御を実現し、触覚へ呈示するインタフェースの実現を目指す。
業界の標準である「ドップラー・ライダーは定点に設置して風況測定するもの」という概念を打破し、高速で移動しながら風況や障害物を探知する、移動体搭載型小型ドップラー・ライダーを開発する。実証実験とともにサービス開発を行い、これまで鉄道やドローンなど具体的ニーズはあるものの参入を果たせていなかった「移動体搭載」という新たな市場に一番に参入し、業界をリードする存在になることが目標である。
120~140℃の加圧高温水=亜臨界水(密閉系技術)を大気中に噴射し、限られた時間・空間において洗剤・溶剤を使用しない洗浄技術として開発した。圧力に頼らないため、母材を傷めず、作業者の負荷も抑える。廃液処理コストがなくなり、環境にも優しい洗浄技術として世界中の洗浄を変えていく。
バイオガスから得られるメタンガスをメタノールやギ酸に変換する技術を確立する。反応は除菌消臭剤の有効成分である二酸化塩素を用いた光反応によって実施する。この取り組みが達成されることで、化石燃料を全く使用しないカーボンニュートラルな化成品合成、酪農事業の構築が期待できる。
ライトニングトーク
# | チーム名 | 代表者名 | テーマ |
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1 | 株式会社STORY | 原口 強 | UAVレーザ計測による地形の可視化・地形画像診断 |
2 | 株式会社Ubitone | 山蔦 栄太郎 | 新しいコミュニケーションを提供するウェアラブルデバイスUbitone |
3 | KUAU | 上田 正人 | 再生医療技術を利用したサンゴ礁再生 |