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【実施報告】リアルテックスクール@熊本(1日目)を実施しました

10月20日(土)に、熊本テックプランターの取り組みの一環として「リアルテックスクール」を開催しました。今回は、2日間にかけて行うスクールの1日目として、ベンチャーに必要な①会社設立とシードアクセラレーション、②経営についての講義を行いました。

【当日の内容】
10時30分~11時30分
【講義】 株式会社リバネス 創業開発事業部/自然共生型産業研究所 所長 福田裕士
11時30分~12時
【招待講演】 株式会社ケイ・アイ・ステイナー 取締役 藤原章雄氏
13時~17時
【ビジネスゲーム・講義】 株式会社M-Cass 代表取締役CEO 平井孝道氏

まず、リバネス福田からは、会社を作る意味、作る上で考えるべき・行うべきポイントについて、自身の創業の事例を交えてお話しました。参加者からは、会社設立においてすべき5つのこと、1) ビジョンの明確化、2) チーム形成、3) ビジネスモデル構築、4) 資本政策、5) プロトタイピングについて、が印象に残り、自分がこれからすべきことがはっきりわかってきたとコメントをいただきました。

株式会社リバネス福田による講義の様子

次に、2017年度熊本テックプラングランプリのファイナリストであり、昨年12月に株式会社ケイ・アイ・ステイナーを創業した藤原章雄氏よりお話しいただきました。藤原氏が創業を決意した経緯、事業計画を立てるも、予定通りは進まない、その一方で動いているうちに拓いてくる道もあるなど、1年間の紆余曲折の実体験を交えながらお話しいただきました。
「覚悟と熱意・情熱(パッション)」が非常に重要という言葉に、参加者からは「大変参考になった」、「初心に戻ることができた」という声が上がりました。質疑応答では、同じく大学発ベンチャーを立ち上げた、あるいはこれから立ち上げを目指す研究者からの具体的な事例に対する質問や意見が飛び交いました。

株式会社ケイ・アイ・ステイナー藤原氏の講演の様子
質疑応答の様子

午後における講義では、株式会社M-Cass 代表取締役CEO 平井孝道氏から、ベンチャーがつまずきやすい、経理や決算について、座学とボードゲームを組み合わせた体験的な講義を実施いただきました。
複雑に見える決算書も、会社の活動を資産・負債・純資産の要素に分けて整理することが肝要であり、それらの要素が資金調達・仕入れ・販売・経費支払という各ステップにおいてどのように動くのかをゲームを通じて解説して頂きました。また、ゲームでは事業評価の指標となるROA(総資本利益率)の向上を目指すことで、参加者には自身の事業で意識すべきポイントを考えるきっかけを提供いただきました。参加者からは「ゲームを通じて難しい作業を理解することができた」といったコメントをいただきました。

株式会社M-Cass平井氏による講義
ビジネスゲームで体験を通じて経営を学びます

ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムでは、今後も熊本から世界を変えるベンチャー創出の活動を続けてまいります。なお、リアルテックスクール2日目は以下の概要で実施いたします。

日時:11月11日(日)12時30分~14時、14時30分〜17時
場所:熊本大学薬学部 第一講義室

③特許・知財

ベンチャーが共同研究や知財戦略を検討するために必要なことを学ぶ
【キーワード】共同研究、技術相談、利益相反、知財など
12時30分〜13時
【講義】 株式会社リバネスより
13時~14時
【講義】 株式会社DRONE iPLAB 代表取締役 社長 / 弁理士 中畑稔氏

④資金調達

ベンチャーが資金を調達するために必要なことを学ぶ
【キーワード】補助金申請、融資、出資、VC、上場など
14時30分〜15時
【講義】 株式会社リバネスより
15時〜16時
【講義】日本政策金融公庫 国民生活事業 熊本創業支援センター 上席所長代理 石崎勇氏
16時~17時
【招待講演】株式会社Lib Work 代表取締役社長/CEO 瀬口力氏

参加申込はこちらから(終了しました)

 

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