お知らせ
趣旨と目的
TOCHIGI TECH PLANTER(とちぎテックプランター)は、全国有数のものづくり県として発展を遂げてきた栃木県から、産学官金が連携して新たな産業を創出するためのプログラムです。栃木県内の大学を中心に、地域から世界を変えようとするチームを発掘・育成することを目的に「とちぎテックプラングランプリ」を開催します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2020年9月30日(水)〜2021年1月8日(金)
応募方法
ウェブサイト( https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
審査基準
株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
表彰
最優秀賞…1件
企業賞 …数件を予定
主催
とちぎ次世代産業創出・育成コンソーシアム
【コンソーシアム構成機関】
地域開発パートナー
協力
メディアパートナー
後援
連絡先
株式会社リバネス
〒162-0822 東京都新宿区 下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル5階
(担当:花里・川名)
電話: 03-5227-4198 FAX: 03-5227-4199 Mail:[email protected]
応募からの流れ
9月30日(水)エントリー開始
ウェブサイト( https://techplanter.com/entry/ )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行って応募してください。また、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを教える説明会を大学単位、個別に開催しています。お気軽にお問い合わせください。
1月上旬 1次選考:書類審査
1月8日(金)までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。書類審査では、チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。また、プレゼンテーション審査に向けた個別面談(オンラインも可)を希望者に対して実施します。
2月中旬 ファイナリスト決定(緊急事態宣言発出により延期)
ファイナリスト決定後、書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
3月20日(土)とちぎテックプラングランプリ 最終選考会(緊急事態宣言発出により延期)
株式会社リバネスおよびパートナー企業が審査員つとめ、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。最終選考会はセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業のみが参加します。審査終了後、表彰式を行います。
グランプリ概要
グランプリ名 | とちぎテックプラングランプリ |
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場 所 | 栃木県庁研修館4階講堂 (〒320-0027 栃木県宇都宮市塙田1丁目1-20) |
開催日時 | 2021年3月20日(土)13:00-17:15 |
参加対象 | ファイナリスト、パートナー企業、アカデミアの研究者、学生、中高生など |
当日のタイムライン
13:00〜13:20 主催者挨拶/趣旨説明/審査委員長挨拶
13:20〜14:20 最終選考プレゼン(Presenter①〜④)
14:20〜14:30 休憩
14:30〜15:45 最終選考プレゼン(Presenter⑤〜⑨)
15:45〜16:40 協賛企業紹介/ライトニングトーク/名刺交換会
16:40〜17:15 審査結果発表および表彰式
審査員
東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻博士課程修了、博士(農学)。大学院在学中に理工系学生のみでリバネスを設立。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。大学・地域に眠る経営資源や技術を組み合せて新事業のタネを生み出す「知識製造業」を営み、世界の知を集めるインフラ「知識プラットフォーム」を通じて、200以上のプロジェクトを進行させる。ユーグレナなど多数のベンチャー企業の立ち上げにも携わるイノベーター。
1990年自治省(現総務省)入省。愛媛県松山市副市長、総務省自治財政局復興特別交付税室長、内閣府沖縄政策担当参事官、国土交通省航空局空港業務課長等を経て、2018年7月に栃木県副知事に就任。産業労働観光部、農政部、環境森林部等を担当。
1980年栃木県生まれ。2001年(株)青木製作所入社、2012年同社代表取締役に就任。2020年3月に(株)アオキシンテックへと社名変更。『共生型ものづくり産業に挑む』という経営理念を新たに掲げ、協力工場・大学・ベンチャー・異業種企業等の多様な機関との共生型ネットワーク構築し、世界を変えるものづくりを目指す。ベンチャーの熱とアイデアを形にするリバネススーパーファクトリーグループの一員として『Garage Tochigi』を運営。2020年4月には東京R&Dセンターを開所し、ベンチャーの試作開発や新分野のものづくりに取り組む。
1986年足利銀行に入行。県央エリア本部上席業務役、白岡支店長、宇都宮支店長、営業推進部担当部長、総合企画部担当部長を歴任後、執行役員として営業推進部長、県央・日光エリア本部長となる。2019年常務取締役、2020年に常務執行役員兼常陽銀行取締役に就任、現在に至る。
1978年栃木県栃木市生まれ。2005年3月東京工業大学大学院(分子生命科学専攻)を修了し、同年4月に製薬会社に入社。その後、2006年に栃木精工に入社、2010年6月より代表取締役社長に就任。今年で創業73年を迎える栃木精工は、「創意・誠意・熱意」を社訓として掲げ、安心、安全で有用な単回使用医療機器、多種多様なニーズに応える精密パイプ加工、省エネルギー技術を支える軟質磁性材製品の製造販売を通じて、社会に貢献できる企業を目指しています。
2001年入社後、金融機関様、JA系統様向けシステムのエンジニアとして、大規模ミッションクリティカルシステムの開発に従事。近年は新規事業開発への取組みから、2018年より現職。スタートアップやVCとの事業連携、CVCキャナルベンチャーズの主管等を担当し、オープンイノベーション推進の責任者として、社会課題解決を目指す新規事業開発に取り組む。
リアルテックホールディングス株式会社では、エレクトロニクス・新素材・ヘルスケア/医療機器を主な担当領域として経営・事業化の支援を行う他、ファンド運営全般を担当。投資育成先としては、次世代有機EL材料の開発を行うKyulux、半導体レーザデバイスと網膜走査型レーザアイウェアを開発するQDレーザ、光渦マイクロニードル等の開発を行うシンクランド、革新的ケミカルセンシングの開発を行うボールウェーブなどを担当。
ファイナリスト(敬称略)
あらゆるコンピュータは機種や型番によらず,唯一のユニークなクロック信号の指紋を持つ。クロックフィンガープリンティングはコンピュータ機器が持つこのクロック指紋を抽出し、これを応用するソフトウェア技術であり、将来のIoTインフラの普及を促進する重要な要素技術となる可能性を秘めている。
ガラス・セラミックスなどの脆性材料の微細切削におけるき裂の抑制を目的として、イオンプラズマを利用した単結晶ダイヤモンド製工具切れ刃先端の機能化および再利用技術を開発する。それにより、①工具再生と②工具の高機能化の2点を実現する。
新興感染症の流行に伴い、遠隔医療に注目が集まっている。インタクは、病インの遠隔医療医(かかりつけ医)・在タクの患者・看護師を繋ぐ次世代遠隔医療プラットフォームであり、遠隔で問診に加えて遠隔聴診などの身体診察を行うことを目指している。地域医療連携の新しいモデルを、栃木県から発信する。
身体機能障害の多くは左右非対称におきるが、現状では健常側も含めて左右対称に保護する機材が多く、健常側の運動も制限される。そこで左右非対称の力で漕ぐことができる自転車(パラサイクル)を開発した。パラサイクルを用いた運動により健常部位の筋力が障害側の運動機能をサポートする力が高まる。
地域にある未利用のバイオマス廃棄物から、環境調和型溶媒を用いて有用成分を回収し新製品とするテーマ。例えば、栃木県の特産物であるイチゴの葉(廃棄物)からCO2+水混合溶媒を用いて抗酸化性成分等の有用成分を抽出し、高付加価値化して食品添加物やサプリメント等として販売を行う。
振戦(振るえ)は脳梗塞後遺症や神経難病、高齢者に多い症状であり、世界で4,700万人以上が悩まされている。食事等の日常生活を困難にするにも関わらず、根本的な治療法は見つかっていない。そこで手首周りの振戦を抑制するウェアラブルデバイスと振るえていても生活に支障が出にくい自助具の開発を行い、患者の生活の質の維持向上を目指す。
独自開発した土の測定装置と測定技術(水分量・空気圧、形状、液体の浸透性、湿度など)を応用し、ベントナイトを用いた安全な放射性廃棄物の処分方法や豪雨災害に強い土壌の指標、農業分野等への応用を目指す。
授業のオンライン化や、対面授業のアクティブラーニング化により、教員が作成したオンデマンド型映像コンテンツをが蓄積し、膨大な数になっている。しかし、検索機能等の限界のため有効活用ができていない。AI等を活用し、個々の学生の学びに適した映像コンテンツを提供できるプラットフォームを開発。
自動車等のモビリティ、家電、住宅等の騒音問題に着目。音の大きさ、分布を特別な手法で解析し、穴あき構造やフィルム・ハニカム材の積層構造を繰り返す「音響メタマテリアル」を用いて静粛性Up・快音空間を実現する。
ライトニングトーク
チーム名 | 氏名 | 所属 | タイトル |
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JBROS | 中山 雅之 | 自治医科大学 | 気管支内視鏡のシミュレーショントレーニングツールの開発 |
Control Technology Oyama | 今泉 文伸 | 小山工業高等専門学校 | 新しい強誘電体材料の開発と医療分野への応用 |
きずなキーパー | 渡辺 修宏 | 国際医療福祉大学 | 障害児・その親・援助者を支えるApp「きずなキーパー」の開発 |